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バーター取引とは

バーター取引とは、各石油会社間で品質規格を満たす同種同量の製品を異なる地域で交換する(融通し合う)取引のことで、一般にはガソリン(一部ハイオク銘柄を除く)・灯油・軽油で行なわれています。例えば、元売A社のX地域にある製油所から元売B社にガソリンを融通する一方で、元売B社のY地域にある製油所から元売A社に同量のガソリンを融通するといった取引です。これによって元売A社は、Y地域に油槽所を有していなくてもY地域のSS(給油所)に効率的かつ安定的に配送することが可能になります。
石油会社ではこうしたバーター取引に加え、各社間で油槽所を共同利用する等の物流提携により、物流コストの削減やエネルギー供給の安定性の向上につなげています。

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