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石油に係る様々な税金について

 石油には多段階にわたって様々な税金が課されています。まず、石油製品の原料である原油、および石油製品が輸入された段階で、関税(現行は輸入石油製品のみ課税)と石油石炭税が課せられ、さらに製品となり消費者にわたるまでに、それぞれの製品ごとにガソリン税(揮発油税および地方揮発油税)、軽油引取税、航空機燃料税、石油ガス税(自動車用のみ課税)という個別間接税が課されています。これらの石油諸税約3兆8,500億円は、国税と地方税を合わせた租税収入の約3.3%を占めます。この石油諸税に、消費税約1兆9,100億円(石油諸税を含めた石油製品の売上高に対するもの)を加えると、石油にかかる税金は、約5兆7,600億円になります。なお、ガソリン税および軽油引取税の基本税率は、それぞれ28,700円/㎘および15,000円/㎘ですが、当分の間、税率の特例規定が適用されており、それぞれ53,800円/㎘および32,100円/㎘となっています。

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