プレスリリース
石油連盟会長コメント 高市 新内閣に望む
石油連盟
10月21日、高市早苗内閣が発足した。
高市首相には、安定的な政権運営のもと、我が国の経済成長に資する政策が着実に実行されることを期待している。
特にエネルギー政策においては、「S+3E」の同時達成を基本としつつ、グリーントランスフォーメーション(GX)の方向性の継続をお願いしたい。
ガソリン税・軽油引取税の本則税率上乗せ分の廃止については与野党で合意されており、高市首相からも、速やかに廃止する方向性が示されている。石油業界としては、速やかな廃止は業界の長年の要望が実現するものと受け止めている。他方で、廃止に伴う市場の混乱を防止するため、政府に対して十分な準備期間の確保、流通過程の課税済み在庫への還付等の措置を要望する。
また、年末の税制改正に向け、自動車用エネルギーの課税公平性確保の議論が進展することを期待している。
石油業界は、引き続き石油の安定供給確保に努めるとともに、カーボンニュートラル(CN)に向けた取り組みを進め、我が国経済の発展に貢献していく所存である。
以上