石油連盟(Petroleum Association of Japan ― PAJ)では、昨年創立50周年を迎えました。その記念事業の一環としてロゴ募集をいたしましたところ、応募総数567点というたくさんの作品が集まり、皆様のご協力に大変感謝しております。ありがとうございました。
ご応募頂きました作品を当連盟の審査委員会(委員長:清須美匡洋(きよすみまさひろ)九州大学大学院教授)において厳正に審査させて頂きました結果、最優秀賞1点と優秀賞4点が決定致しましたので、ご報告申し上げます。

最終審査の様子
<最優秀賞>
 最優秀賞に選ばれた 渡辺さん(左)と渡会長
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渡辺 康秀 様 東京都新宿区在住
【制作意図】 Petroleumの「P」の文字をモチーフに、エネルギー源の安定供給に努め、環境に優しい石油製品の開発・供給を最優先としている産業団体の信頼感のあるイメージをシンボライズしました。 レッドは石油の安定供給を、オレンジは石油製品の開発・供給を表し、環境への配慮をブルーで象徴しています。また、ロゴタイプは認知性を考慮して漢字表記でシンプルにしました。
【審査員コメント】 ダイナミックで新しいイメージがある完成度の高いマーク。ロゴタイプもシンプルで難度の高いデザイン
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<優秀賞>
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河崎 卓郎 様 神奈川県横浜市在住
【制作意図】 日本的イメージで表現。赤い球体は石油のパワー、また地球。 ゴールドは、JapanのJ形、また日本の風をイメージし、それは石油連盟の地球温暖化対策などいろいろな活動における石油供給との調和を表現しました。
【審査員コメント】 マーク自体はダイナミックで地球や未来性を表現。立体的なイメージや筆状のイメージを上手に構成し斬新なマークを構成。
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<優秀賞>
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吉田 雄一郎 様 神奈川県横浜市在住
【制作意図】 このロゴマークは、「地球上に生活している私たち、その地球を守ることが出来るのは私たち、その私たちを支えている最大のエネルギーそれは、石油」がコンセプトです。 青く丸い綺麗な地球をイメージし見た人間がイメージできるように大きく表現し、その後にあるオレンジは、石油のイメージである「燃える」と「石油、一滴」をイメージしつつ、インパクトあたえるようにしたものです。
【審査員コメント】 シンプルで力強いマークではあるが石油イメージからやや離れているきらいがある。文字とのバランスもよく、完成度は高い。
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<優秀賞>
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仲秋 広志 様 埼玉県狭山市在住
【制作意図】 シンボルマークはOILの頭文字「O」の文字をデザイン展開したもので、連盟に加盟する企業の融和とオイルのもつ粘度・カラーのイメージをしています。 ロゴタイプは、信頼と安心が感じられるように表現制作したものです。
【審査員コメント】 石油の持つ様々な可能性と不思議さを暖かな印象を与えるオレンジ色で表現。ロゴタイプ自体のバランスも良く、個々の完成度は高い作品。
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<優秀賞>
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近藤 寛彦 様 東京都町田市在住
【制作意図】 イニシャル「PAJ」をコロッとした柔らかな形とし、多様な用途に使われる石油のイメージを想起させつつ、堅くなりがちな業界団体に親近感を抱かせるのが狙い。 赤はエネルギー、紫青は意志、草緑は緑豊かな日本を表す。
【審査員コメント】 完成度の高いロゴ+マークですが、和文ロゴタイプにもう少し機能性がほしい。独創性が高く親しみやすいイメージで様々な企業の団体としてのグループイメージも明確に表現。
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なお、応募いただきました作品は、専門のデザイナーの手により石油連盟独自の加工後に使用させていただきます。また、作品の著作権は石油連盟に帰属します。