2014年07月01日
各位
石油連盟
2014年度潤滑油需要見通しについて
石油連盟 調査・流通業務部では、2014年度の潤滑油の需要見通しを以下の通り取りまとめた。
1. 潤滑油計 |
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2013年度実績は、経済の回復による工業生産の伸びから工業用は前年度比で増加したものの、乗用車の利用形態や産業構造の変化による需要の低下傾向から、潤滑油全体で1,531千kl(前年度比0.5%減)となった。 |
2. 用途別需要 |
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(1) 自動車用 2013年度実績は、乗用車1台あたりの潤滑油消費量の減少やトラック登録台数の減少により、573千kl(前年度比2.6%減)となった。 (2) 舶用 2013年度は、大型新造船が少なく、外航船の交換・補給需要も回復しなかったことから、93千kl(前年度比4.1%減)となった。 (3) 工業用 (i) 2013年度は、工業生産の回復により、864千kl(前年度比1.3%増)となった。 |
2014年度潤滑油需要見通し
(単位:千kl、カッコ内は前年度比増減(%))
2013年度実績 | 2014年度見込み | |||
---|---|---|---|---|
自動車用 | 573 | (-2.6) | 563 | (-1.7) |
舶用 | 93 | (-4.1) | 93 | (±0.0) |
工業用 (i) | 864 | (+1.3) | 883 | (+2.2) |
潤滑油計 | 1,531 | (-0.5) | 1,539 | (+0.5) |
(i) 工業用は、絶縁用を含む。(2013年度より。)