2006年12月20日
各位
石油連盟
「バイオマス燃料供給有限責任事業組合」の概要について
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石油連盟加盟各社が、2010年度のバイオエタノールの導入目標(注)を確実に達成するため、11月の理事会で決定した新組織の概要は以下の通り
(1) 組織名
「バイオマス燃料供給有限責任事業組合」
(2) 組合員(出資会社)
石油連盟加盟10社(単独または各グループを代表する会社)
出光興産(株)、太陽石油(株)、富士石油(株)、コスモ石油(株)、九州石油(株)、昭和シェル石油(株)、新日本石油(株)、(株)ジャパンエナジー、〔極東石油工業(株)、エクソンモービル(有)は、正式には後日組合に参加予定〕(3) 出資金額
4億円 (上記2社が参加した後)
(4) 事業内容
【1】 バイオマス燃料の輸入および国内調達業務
(バイオマス燃料とは ... バイオエタノール、バイオETBE)【2】 組合員に対するバイオマス燃料の販売および出荷業務
【3】 上記事業に関連する一切の業務
(5) 職務執行者
各組合員から"職務執行者"を選任。"職務執行者"全員で構成される「執行委員会」を設置して、組合業務を遂行。
(6) 事務局
組合業務の執行を補佐するための事務局を設置。
(7) 事務所所在地
東京都
(8) 組合成立日
2007年1月26日(予定)
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来年から、バイオエタノールおよびバイオETBEの輸入・国内調達の方法、受入れ基地の整備、組合員への供給方法(輸送など)に関し、具体的に検討・準備を開始
(注) 石油連盟のバイオエタノールに関する基本方針(2006年1月)
石油連盟加盟各社は、輸送用燃料におけるバイオエタノール利用について積極的に取り組み、2010年度において、ガソリン需要量の20%相当分に対して一定量のバイオエタノールをETBEとして導入することを目指す(約36万KL/年=原油換算約21万KL/年)