2006年12月15日
各位
石油連盟
第143回OPEC臨時総会の結果について(会長コメント)
OPECは、12月14日にアブジャ(ナイジェリア)で開催した第143回臨時総会で、10月に開催した緊急会合で合意した生産量削減に追加して、2007年2月1日より、50万BDの減産を行うことで合意した(イラクを除くOPEC10か国で、2,580万BD)。
米国の原油在庫が高水準にあることや、暖冬予想等の弱材料もあるものの、冬季の石油需要期入りした中、OPECが追加減産決定に踏み切った影響は大きく、原油価格は引き続き高水準で推移することになるだろう。
また、中東情勢や北半球の天候等の要因によっては、更に強含む可能性もあり得る。