審査員特別賞

石油の力

高知県 南国市立久礼田小学校 5年
杉山 大起

 皆さん、石油はどんなものか知っていますか。石油とは、炭素と水素の化合物(炭化水素)を主成分とする、液状の鉱物資源です。石油は、ガソリン、軽油、ジェット燃料、重油等の輸送燃料や発電用燃料の他、タイヤなどのゴム製品、ペットボトルなどのプラスチック製品、衣類に使われている化学繊維、洗剤やシャンプーなどの原料としても使われていて、生活のさまざまな分野で燃料や原料として使われています。

 そんな石油はどうやってできているのでしょう。石油は、太古の昔、水中プランクトンの死骸などが土砂と共に浅い海や湖で堆積し、微生物によってケロジェンという有機物が変化し、そのケロジェンの上にさらに泥や砂が積もり、化学反応が進み、地熱によって長い時間かけて分散され、液状になったものが石油です。

 石油の生産量が一番多いのは、アメリカ、二番目はサウジアラビア、三番目はロシアです。その三つの国が世界で飛び抜けて多いです。

 ところで、日本では、石油があまり採れません。だから他の国から輸入しているのです。一番多く輸入しているのはサウジアラビアからです。他の国からも輸入していて、その総額は何と、十三兆八千七百六十九億円です。なぜ、こんなにもお金をかけているのでしょうか。もし、日本に石油がなかったら、飛行機という乗り物は存在せず、気球止まりのままです。液体や気体を燃料にする内燃機関が開発されていなく、日本の技術が相当遅れていました。考えれば考えるほど、不便だと思う事ばかりです。絶対に石油のないくらしより、石油のあるくらしの方が便利だからです。

 今まで、石油の事を知らなかったし、石油が身近な事じゃなかったので興味もなかったけど、今回いろいろと調べてみて、こんなにも身の回りのいろいろなものに石油が使われているという事が分かりました。その中で、一番驚いたのは、服やペットボトルの原料に石油が使われているという事です。(石油の力ってすごいな)と思いました。そして、石油はすごく僕達の生活の役に立っている事も分かり、石油に興味がわいてきました。

 石油の残量は、後、約五十年と言われています。だから、石油を大事にしないとすぐに無くなってしまいます。僕達の生活の仕方をどう変えると石油が長持ちするのかを考えてみました。僕は石油を使った商品を今以上に大切にしたらいいと思います。そうする事が石油を大事にする事になると考えるからです。皆の家にも石油を使った商品はあると思います。だから、その商品を皆にも大切に使ってほしいです。

 奇跡的にできた石油は、今、世界のいたる所で大活躍しています。世界のくらしを変える力を持つこの石油を皆で守り抜きたいです。

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