審査員特別賞

「オイルショック」を知って

東京都 葛飾区立柴又小学校 5年
白石 麻祐香

 「オイルショック‥‥」夏休み、歴史についての本を読んでいたら、そんな言葉を目にしました。「オイルショックって何?」何かの事件が起こったのかなと思いました。祖父に聞いてみたところ、一九七〇年代に中東で戦争が起きて、石油の価格がはね上がり、当時の日本は大混乱だったそうです。

 日本をはじめ、世界中のほとんどの国にとって、人々が生活を送る上で石油は、とても大切な資源です。そして、石油は様々な製品に使われています。その中で、私は石油からできる燃料のひとつ、ガソリンは生活に必要不可欠なものだと思いました。

 ガソリンは自動車やバイクが走るために使われています。もし、このガソリンが外国から輸入できなくなり、使えなくなってしまったらどうなるだろうか。自動車が動かなくなるのはもちろん、物を運ぶことができず、物流がストップして、お店で品物を買ったり、食事をすることができなくなってしまうと思います。またオイルショックのような混乱が起きてしまうのではないか。少し不安に感じます。

 石油は限りある資源。資源はいつか必ずなくなるものです。石油もいつか取りつくして、これ以上取れなくなるという日がやってきます。以前の可採年数はあと三十年といわれてきましたが、それから三十年経ってもなくなることはなく、最近ではあと約四十年採取できるとされています。これは、新しい油田が発見されたり、さいくつ技術が進歩したことで埋蔵量が増えたためです。また、すでに石油を取っている油田も、当初取れると予想された石油の量よりも沢山取れるということもあります。これからも可採年数が増えていくことが望ましいと思います。

 しかし、石油が限られた資源である以上、できるだけ使う量を少なくすることも重要です。一度使った石油をリサイクルしたり、最近では人工的に石油をつくる取り組みもされているそうです。少しでも石油を長く使える取り組みはとても大切だと思います。

 日本は石油をはじめとしたエネルギー資源にめぐまれていない国です。そんな国に生まれ育ったからこそ、私たちはエネルギーの節約やリサイクル、限られた資源を大切に使うべきだと思います。便利で豊かな生活は決して当たり前ではありません。私たち一人一人に何ができるのか考えていきたいです。

戻る