優秀作品賞

地球を守る石油

東京都 東京創価小学校 6年
宮崎 光祐

 今、何気なく“石油を使っている”ということをどれだけの人が認識しているのだろうか。石油は、限りある大切な資源だ。石油は恐竜が生きていた頃に海や湖にいた生物の死がいが、長い時間をかけて変化したものだと考えられているが、それがはるか未来の人間の生活を支えているなんて、すごいな!と思った。

 ぼくたちの身の回りには、生活を支える石油製品が沢山ある。服や洗剤、タイヤやシューズ、紙パック、断熱材、ボールなどのスポーツ用品、そして一番よく原料になる、“プラスチック製品”だ。このことからぼくは、プラスチック製品をリサイクルするのは、地球温暖化防止以外にも「石油」という大切な資源をできる限り長く使えるようにするため、という目的もあるのかな、とふと思った。

 お母さんが教えてくれた。「うちの車はね、燃費が良くなるように、ガソリンはいつも半分くらいしか入れないよ。石油も節約になるけど、二酸化炭素の排出量も少なくなるから、エコに貢献しているわよね。」

 これを聞いてぼくは、車体が軽くなると、燃費が良くなって、効率が良い、ということにおどろいた。そしてこのことについて、さらに調べてみると、軽い車体をつくるのに石油が原料のプラスチック製品が使われていること、さらには他にも、地球に優しいエコな発電で注目されている風力発電のプロペラに、石油からできた、軽さと強さを持ち合わせたプラスチック素材が使われていることを知った。

 ぼくは今まで、どちらかというと石油は車を動かしたり、工場などで電気や熱をつくるために使われたりして、二酸化炭素を排出し、環境を汚染しているものだと思っていた。しかし、実は、石油は環境保全にも役立っていて、石油はただ使われて地球温暖化を進めているものではなかったのだ。つまり、必要不可欠な石油をどう利用するのかによって、十年、五十年、百年後の未来の地球の環境は大きく変わるのかも知れない、ということを、今回学ぶことができたのである。これから環境を守るために、という視点で、もっと、石油を効率よく活用していけたら、と思った。

 二〇二〇年に東京オリンピック・パラリンピックが行われるが、リレーでつながれる聖火の燃料にも、石油が使われている。人々が聖火をつないでいくように、限りある石油も未来まで大切に使われていってほしいと思う。尊い石油に関わっている多くの人々に感謝して、ぼくも、まず、節約できることから、挑戦していきたい。

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