優秀作品賞

小さな努力がつくるもの

秋田県 大館市立有浦小学校 5年
金澤 姫來

 家族でスーパーマーケットへ行った時のことです。いつものように商品をカートへ入れ母と一緒にレジにならんでいると、はり紙を見つけました。そこには、「今月からレジ袋が有料になりました。一枚三円からです。限りある資源を大切にしましょう」と書いてありました。

 母が少し困った顔をして言いました。「あぁ、有料になったのか。今日に限ってエコバッグを忘れてきちゃったな。…しかたがないけど二枚買わないといけないな。」会計を済ませ、買ったレジ袋に母と一緒に品物を入れながら、私はテレビのニュースを思い出しました。大館でもレジ袋が有料になったのか、今までは当たり前にもらえていたのに、どうして有料にするのだろうと思いました。

 家に帰り、インターネットで調べてみるとレジ袋は「石油」でできていることが分かりました。私は「石油」とは「ガソリン」のことだとしか思っていなかったので、石油で物ができていることにおどろきました。他にも私たちの生活の中にはさまざまなところに石油が使われていることが分かりました。ペットボトル、消しゴム、おかしの袋、家電、服、エアコンなど、部屋を見わたしてみると、どれも身近なもので、必要なものばかりです。

 石油は油田からほり出される資源で、人が作り出せるものではないと書いていました。自然の中でできる地球からの限りあるおくりものであるということに、とてもおどろきました。

 もし油田から石油が出てこなくなったらどうしよう。石油ができる量よりも使う量の方が多くなって、石油がなくなったらどうしよう。今のような生活ができなくなることを想像すると私は不安になります。

 石油は、生活にかかせないものだと思います。しかし、日本で必要な石油のほとんどは外国から輸入しているのだそうです。日本でとれる石油の量は、たった一日分。その油田が私の住む秋田県にもあると知りました。

 今できることは、大切な石油をむだ使いしないで使っていくことだと思いました。レジ袋を有料にすることは、まだ石油のことを知らない人も、もったいないという気持ちでエコバッグを使う人が増えるからいい考えだと思います。

 誰にでもできるかん単なことや、小さなことでも、みんなが一人一人自分の出来ることを考えて行動すると、きっと大きな力になります。私はエコバッグを忘れたことが、環境を考える良いきっかけになりました。これからは小さな努力を続け、地球の未来を守っていきたいです。

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