優秀作品賞

石油製品と永くつきあっていくために

東京都 東大和市立第一小学校 6年
今井 凛

 私のまわりには石油でできたプラスチック製品がたくさんある。ペンや定規、筆箱など様々な形や色をしていて、私の勉強を楽しくしてくれている。

 プラスチック製品は、じょうぶでとても便利な物だ。でも、それが捨てられると大変なことになる。私は、テレビで海にたくさんのプラスチックごみがうかんでいる場面を見たことがある。そのごみは、ウミガメがえさとまちがえて食べてしまったり、体に巻きついてしまったりして、海の生物を苦しめていた。さらには、こまかくなったプラスチックを魚が食べ、その魚を私たちが食べるという連鎖になっていた。二〇五〇年には、プラスチックごみが魚を上回るとも言われている。

 私の生活では便利な物が、捨てられると地球に大変な迷惑をかけていることを知り、私は海のプラスチックごみをなくしたいと思った。それを実際にやろうとしている人がいる。オランダ人のボイヤン・スラットさんだ。ボイヤンさんは、巨大なうき輪のような物で、海にうかんでいるプラスチックごみを集める実験を進めている。私は、この実験の様子を見て、世界中の海でこのような実験がどんどん進んでいくといいなと思った。そうすればそれらのごみを再び石油資源として使うこともできる。

 ボイヤンさんたちのような実験を応援することも大切だが、私たちができることを見つけることも大切だ。私は、毎日の生活から、プラスチック製品を捨てずにくりかえし使うことができないか考えた。

 まずは、ペットボトルのリメイクだ。私は使い終わったペットボトルを使って、ペンケースを作ってみた。ペットボトルをカッターで切り、切り口にファスナーをつけ、かざりをつけてみた。学校では、さすがに使っていないが、家ではお気に入りのペンケースになっている。でも、これでは一本しか再利用できていない。

 次に、たくさんのペットボトルを再利用する方法を探してみた。私の町では、今年からコンビニにペットボトル回収機が設置された。この回収機は、ペットボトルを五本入れるとポイントカードにポイントが一ポイントたまるしくみになっている。私の母は、その回収機をうれしそうに使っている。私も母について行き、その回収機でポイントをためてみた。このしくみならば、ふつうにごみを出すよりも、楽しくできるし、ポイントもたまるのでペットボトルのポイ捨てがなくなると思った。

 限られた石油からつくられるプラスチック製品を、これからも使い続けていくためには、ポイ捨てをなくすこととくりかえし使うしくみをつくることが必要だ。私もリメイクしたペンケースを大切にしたり、回収機にペットボトルを入れ続けたりして、石油製品とこれからも永くつきあっていきたい。

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