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調べてみよう石油の活躍

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優秀作品賞

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全国小学校社会科研究協議会会長賞

石油への恩返し石油への恩返し

福島県 いわき市立中央台東小学校 6年

押部 晃梨

福島県 いわき市立中央台東小学校 6年

押部 晃梨

  「最近ガソリン代がまた高くなって参ったなぁ。」
という祖父の言葉に私はガソリンスタンドの看板に目を向けた。「一四七円」現在のガソリンの平均価格である。看板にかかれている値段は、週ごとに変化する。それは、原油の一リットル当たりの元値が変わるためである。

  学校で行われた「石油講座」で私は、石油は限りある資源の一つであることを学んだ。しかし、実際に現在の石油の「可採年数」は六〇年であり、六〇年後には、石油が取れなくなるという現実が私達の未来にはある。

  ここで、私は、石油の役割や関わりについて考えた。私達の生活を見わたしてみても、電化製品の部品の原料、衣服や洗剤の原料として石油が使われている他、車のガソリンのように、物を動かす力、また、ストーブやヒーターなどのように空気をあたためる力としての役割を果たしている。

  二〇一一年に起こった東日本大震災では、原発事故による風評被害により、私達の住むいわき市からまたたく間にガソリンがなくなった。幼かった私も、母親の車に乗り、少ない量のガソリンを買うために、長い時間並んだ記憶がある。石油がなければ、このような災害時に避難することはもちろん、暖をとること、生活をする事が困難となるのだ。

  この限りある大切な資源を永遠に絶やさず、守り続けるには、どのような事が必要で、自分達には、どのような心がけができるのか。それには、世界の科学技術のレベルを上げて、現在より多くの石油を採取する方法をいち早く見つけることが必要である。また、新たな油田の発掘が課題となる。

  私達個人ができる事として、石油製品の利用をなるべくひかえるという事が最も大切である。「省エネ」という言葉を私達は容易に発しているが、実際にどのような事をしているのかと問われると、何も言えない自分がいる。石油と電気の関係を分かったうえで、実際に生活の中で使用する石油エネルギーの量を減らしていくことが、私達にできる本当の「省エネ」だと考える。

  私の祖父母は、クリーニング店を営んでいる。人々が心地良く、豊かに生活することができるようにと、サービスを提供しているそうだ。そのクリーニングの機械を動かしたり、洗剤の原料となっているのも全て石油である。祖父母達は、私達が全く知らない第二次世界大戦中に生まれ、日本の高度経済成長の中、自分達で事業を立ち上げ、人々のため、家族のために五〇年以上も石油を使い仕事をしてきた。そんな祖父母たちは一日たりとも石油の大切さを忘れたことはないという。

  これからの未来をになう私達にとって、大きなことはできないかもしれないが、昔から私達の生活を豊かにしてくれた石油という資源を守るための努力を絶やさずしていきたい。

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