石油連盟からのお知らせ プレスリリース・トピックス

トピックス

2016年08月01日

各位

石油連盟

大規模石油流出事故への対応訓練実施について

石油連盟は7月20日(水)~22日(金)、新潟西港の沖合において、洋上における大規模な石油流出事故を想定した、油濁事故対応訓練を実施しました。

石油連盟は国内7か所、海外5か所に、大規模な石油流出事故の際、災害関係者へ大型の油濁防除資機材を無償貸出するための資機材備蓄基地を展開しており、各基地において大型資機材の取扱いに習熟することを目的に油濁事故対応訓練を実施しています。

今回の訓練は、石油連盟第4号日本海基地(昭和シェル石油㈱新潟石油製品輸入基地内に設置)を管理する昭和シェル石油㈱、平和汽船㈱を中心に、国内7基地から訓練生が参加して行われました。

また、今回の訓練初日には海上保安庁 花角英世次長、第九管区海上保安本部 佐々木幸男次長も乗船され、訓練を視察されましたのでお知らせいたします。

訓練の実施風景、石油連盟の大規模石油流出事故への対応体制は下記のとおりです。

1. 今回の訓練実施風景

(1) 船(母船)に油濁防除資機材を積込み、油濁事故現場にて訓練開始


(2) 曳航船が流出油を囲い込むためのオイルフェンスを母船右舷側に展開


(3) オイルフェンスによってできた、油だまりに油回収機を投入し流出油を回収


(4) 回収した流出油はゴム製バージに貯油(今回は25トンのゴム製バージを使用)


(5) 船上において訓練を視察、訓練指揮者へ質問される海上保安庁幹部

2. 石油連盟の大規模油濁事故対応体制

(1) 油濁防除資機材基地の展開
①石油は私達の生活に欠かせない大切な基幹エネルギーであり、日本はほぼ100%輸入に頼っています。また、貿易立国である日本の海域では石油タンカーや大型貨物船などが数多く航行しています。
万一これらの船が座礁事故や衝突事故を起こし、大規模な石油流出事故が起きた場合、事故現場周辺の海域、海岸線に甚大な影響が生じかねません。
②石油連盟は大規模な石油流出事故が発生し、災害関係者が大型の油濁防除資機材を必要とする場合に備えて様々な油濁防除資機材を備蓄する基地を展開し、災害関係者に無償で貸出を行う体制を整えています。
③資機材備蓄基地は、1991年11月に国内第1号東京湾基地(千葉県市原市)を設置して以降、国内7か所、海外5か所(中東産油国から日本に至るまでのオイルロードの重要地域)に設置しています。
④これまでの資機材貸出実績は国内外合わせて28回(うち、国内16回)です。
1997年1月に島根県隠岐島沖で発生したロシア船ナホトカ号重油流出事故の際は、国内各基地の協力を得て、継続的な資機材の貸出や操作指導員の派遣などを行い、油濁防除活動に全面的に協力しました。

(2) 資機材操作訓練の実施
①万一事故が発生した場合は、可能な限り速く流出した油を取り除き、被害が広がらないようにしなければなりません。
迅速な対応のためには、各基地において石油連盟加盟会社および関係会社の油濁対応担当者などを含め、油濁事故対応を行う関係者がこれらの資機材の使用について習熟しておく必要があります。そのために石油連盟では各基地において毎年資機材の操作を中心とする訓練を実施しています。
②また、石油連盟では国内において海上保安庁との合同訓練、排出油等防除協議会が主催する訓練へ積極的に参加するとともに、海外資機材基地所在地の国営石油会社の油濁防除チームとの合同訓練も実施しています。

なお、石油連盟の油濁対策事業の詳細については、特設サイト『石油連盟の油濁対策』にて紹介しています。
http://www.pcs.gr.jp/


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