石油連盟からのお知らせ プレスリリース・トピックス

プレスリリース

2004年09月17日

各位

石油連盟

サルファーフリーガソリン、サルファーフリー軽油
世界に先駆けて2005年1月から全国供給開始

~石油業界の環境問題への先進的な取組み~

サルファーフリーQ&A

このたび、石油連盟加盟の石油精製・元売各社(以下「石連加盟各社」という。)は、自動車燃料の硫黄分に関する規制動向を先取りし、2005年1月から、世界に先駆けてサルファーフリー(硫黄分10ppm以下)ガソリン・軽油の全国供給を開始することといたしましたので、お知らせいたします。

自動車燃料の低硫黄化に関する国の規制は、ガソリン・軽油ともに自動車排ガスに係る「新長期規制」の開始にあわせて、2004年末までに硫黄分を50ppm以下とすることとされています。これに対し、石連加盟各社では、ガソリンは以前から既にこの規制水準をほぼ達成しており、軽油についても、東京都をはじめとする自治体の要請に基づき、規制開始より1年9ヶ月前倒しで2003年4月から50ppm軽油の全国供給を自主的に開始しているところであります。

一方、今後のさらなる低硫黄化、すなわちサルファーフリー化の問題についても、2002年1月に東京都が策定した環境基本計画の中で「遅くとも2008年までにガソリン・軽油中の硫黄分を10ppm以下に低減することを求める」と言及されていることや、国の審議会答申でも同時期までに10ppm以下とすることが適当とされたことなどから、石油業界は、その早期実現に向けて、新技術の研究開発や脱硫設備の新設・改造等に約2,500億円を投じて推進してまいりました。

今般、こうした努力の結果、石連加盟各社では、世界に先駆けて2005年1月からサルファーフリーガソリン、サルファーフリー軽油の全国供給を開始する運びとなり、この石油業界の先進的な取組みについて、本日、東京都に対して、その報告を行うものであります。今後、順次流通在庫が置き替わり、同年4月頃には、石連加盟各社のサインポールを掲げた全国のサービスステーション(除く離島・沖縄)で販売されるガソリン・軽油は全てサルファーフリーとなる見通しです。

石油業界としては、これを機に大気汚染対策がより一層進むものと確信しておりますが、従来排ガス対策の障害となっていた燃料中の硫黄分がほとんど無くなったため、自動車業界に対しては、新排ガス処理技術が装備された直噴など燃費の優れた、すなわちCO2削減効果の高い新エンジン技術が搭載された車の普及促進を大いに期待するものであります。

さらに、サルファーフリー軽油がもたらす排ガス性能の大幅改善に着目し、燃費性能に優れるディーゼル乗用車の早期開発・普及が、わが国においても進むことを望んでおります。


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