石油連盟 Fuel+

お知らせ

トピックス

2023年度潤滑油需要見通しについて

  石油連盟

石油連盟 企画総務部では、2023年度の潤滑油の需要見通しを以下のとおり取りまとめた。

1. 潤滑油計

 

2023年度見通しは、自動車用では車載用半導体不足解消による自動車生産の回復、工業用では経済回復に伴う需要増等を見込み、潤滑油全体で1,873千kl(前年度比3.4%増)と想定した。

2. 用途別需要

 

(1) 自動車用
2023年度は、2021年度から続く世界的な半導体不足が徐々に解消していくことで、自動車生産台数は持ち直すものの、2019年度の水準までは回復せず、自動車用需要としては718千kl(前年度比2.4%増)と想定した。
 

(2) 舶用
2023年度は、CO2規制対応のための大型船舶代替船建造需要や経済回復に伴う内航輸送量回復に伴い、舶用需要としては90千kl(前年度比3.4%増)と想定した。
 

(3) 工業用
2023年度は、コロナ禍からの経済回復に伴い企業の生産活動が回復することを見込み、工業用需要としては1,065千kl(前年度比4.0%増)と想定した。

2023年度潤滑油需要見通し

単位:千kl、カッコ内は前年度比増減(%)

  2022年度実績※ 2023年度見通し
自動車用    701    718(+2.4)
舶用     87      90(+3.4)
工業用 1,024 1,065(+4.0)
潤滑油計 1,811 1,873(+3.4)

※2022年度潤滑油計は資源・エネルギー統計の年報より引用。内訳は石油連盟推計値。
 2022年度より資源・エネルギー統計の潤滑油内需の集計方法に変更があったため、2022年度実績の前年度比は記載していない。
 端数処理のため計が一致しないことがある。

以上

© 2022 Petroleum Association of Japan. All rights reserved.