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調べてみよう石油の活躍

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優秀作品賞

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全国小学校社会科研究協議会副会長賞

石油が大切にされる理由石油が大切にされる理由

東京都 江東区立明治小学校 6年

平田 千優里

東京都 江東区立明治小学校 6年

平田 千優里

  石油を大切にしよう。授業で先生にそう言われた。配られたプリントも殆ど同じことを言っている。でも私には大切にする理由が分からない。そもそも石の油って何。モヤモヤした私は家の近くの図書館に行った。

  百科事典には「地下から天然に産出する化石燃料の一つ」と記されていた。どうやら動物や植物からとれる油とはまた違うようで、だから石油という名前がついているのだろう。石油は赤黒い、ねっとりしたものらしい。ねっとり、というのは普通の油とあまり変わらない。この石油はプランクトンなどの死がいが海底にたまり、長い時間をかけて変化したものだ。日本で石油があまりとれないのは、海がよどんでいなく、微生物がそのプランクトンの死がいを分解し、石油のもとがなくなったからだそうだ。しかし、新がたや秋田などでは小規模ながらも、いくつもの油田がある。それでも日本が石油を外国に頼るのはそれだけ沢山の石油が必要とされていて、日本にある油田では足りないからだ。

  石油の需要を挙げると大きく二つに分けられる。ガソリンや重油、軽油などの何かを動かすエネルギーが一つ。火力発電所は石油を燃やし電気をつくっている。そしてもう一つの需要はものの原料としての需要だ。私たちの衣服、靴、休み時間に使うボールや、さらには家の壁や道路まで石油でできているものはそこらじゅうに転がっている。だからもし私たちの生活から石油を切り取ると、とても原始的になってしまうのではないだろうか。

  だが石油は限りある資源だ。たとえ石油のたくさんあるアメリカやサウジアラビアから輸入を続けても、いつか終わりがくるだろう。しかし私たちはそんな石油のない世の中が想像できないから使い続ける。どれだけ本を読んで、どれだけ授業を受けても与えられた知識は想像で石油をどう大切にすればいいかは分からないのだ。だが今回私は自分で調べて自分でまとめた結果、授業で先生が言っていたことの意味がちゃんと分かる。どう大切にすればいいのかにも気づけた。例えば石油が使われている衣服を買ったり捨てたりするのではなく、ゆずり受けたり、リサイクルすることで石油は節約できる。これが実はゴミの削減にも繋がっている。そして石油が使われたビニール袋はもらわずに、マイバッグを持っていく。これだけでもすぐに石油の使用量は少なくなるのだ。

  私のちょっとしたモヤモヤから、一方的な授業よりも石油のことがちゃんと分かった。石油は何かを動かしたり作ったりするだけのものではなくて、それ以前に一つの自然なのだ。自然というと草木や緑色が浮かぶが、そこに石油が含まれていることを忘れずに、石油を大切にしていきたい。

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