石油連盟ホームページへ

調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

石油はみんなのお母さん石油はみんなのお母さん

埼玉県 三郷市立新和小学校 5年

村山 結愛

埼玉県 三郷市立新和小学校 5年

村山 結愛

 「えーっ!先生いなくなっちゃうのー?」私の大好きな先生が、来月サウジアラビアに引っこすことを聞いた。学校をやめてしまうのも残念だけど、とても遠い国でもう会えないかもしれない、と考えたらさみしくてたまらなくなった。家に帰って母に話したら、母もおどろいたけれど、それから明るく言った。
「サウジアラビアは、石油の王国だね!」
「石油?」
私は石油という言葉は知っていたけれど、実際にどんなものかをよく知らないことに気づいた。母は、子供のころに石油ストーブで作る焼きいもが大好きだったというが、今はオール電化の家なので、食べられない。
「よし!じゃあ今から石油を見に行こうか。」
母が私を車に乗せて連れていったのはガソリンスタンド。セルフで母がガソリンを入れるところを見せてくれた。中は暗かったけれど、液体がちゃぷちゃぷゆれる感じがした。そして、ゆらゆらと湯気のように、ガソリンが空中に浮かんで見えて、とても不思議な感じがした。
「石油って何者だろう?」
私はさみしさより、石油のことをもっと知りたくなった。先週の子供新聞にちょうどのっていた石油の記事に問い合わせ、「石油の活躍」という冊子を送ってもらうことにした。

 冊子を読んで、石油が海の奥深くから採掘されると知った。そして日本では外国からの輸入がほとんどで、その一番はサウジアラビアだった。先生の行く国は、日本ととても関係が深いと分かって、ちょっとうれしかった。

 それから、石油は私たちのくらしの中であらゆるところに使われていて、おどろいた。こんなに毎日身近にあったのに、今まで全く気づかなかった。石油には、動かす力、あたためる力、原料の3つの働きがあり、見えないところでたくさん活やくしてくれている。飛行機で旅行に行った時も、あまくておいしいハウスみかんを食べた時も、自動販売機でペットボトルを買った時も、石油は私のすぐそばにあったのだ。

 また石油は、「くらしと社会を支える底力にもなる」とあり、大地震の時でも頼れる存在だと分かった。私は、みんなのためになくてはならない石油をすごいと思った。そして、私たちが豊かにくらせるのは、石油とそれを届けてくれるたくさんの人々のおかげだと知り、ありがたいと感じた。すると、一緒に冊子を読んでいた母が、笑って言った。
「石油って、ママみたいだね。」
私はちょっと考えてみた。毎日のご飯も洗濯や掃除も、習い事の送迎や悩み事の相談も、当たり前のように母が全てしてくれる。母の見えない力で、私は元気にがんばれている。「ほんとだ!石油はみんなのお母さんだ!」私は、私たちのお母さんを大切にしようと心に決めた。その存在に目を向け、感謝しよう。そしていつか先生の国を訪ねてみたいと思う。

石油の作文コンクールTOPへ