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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

石油は宝物石油は宝物

埼玉県 さいたま市立植竹小学校 5年

武田 新之助

埼玉県 さいたま市立植竹小学校 5年

武田 新之助

 ぼくは「パイレーツオブカリビアン」という海ぞくの映画を見ていた。それは外国の昔の話で、今の時代に海ぞくなんているわけないよなぁと思って見ていた。すると父が横で
「今でも海ぞくはいるよ」
と信じられないことを言った。「えっ!海ぞくなんているわけないよ。」
と、全然信じていないぼくに、父が続けて教えてくれた。

 日本には化石燃料と言われている石油資源がない。だから遠い外国から石油を買っているんだ。その石油を運ぶために大きな船にのせて日本に運んでくる。石油を運ぶ海のルートは決まっていて、その石油を船ごとうばおうと、海ぞくが待ち伏せしているんだよ。

 ぼくはなぜ石油のために海ぞくがいるのかわからなかった。ぼくの知っている石油は車を動かすための燃料というくらいにしか考えたことがなかったからだ。でも色々と調べてみると、ぼくたちの身のまわりには、石油を原料として作られているものがたくさんあることを知った。例えばペットボトル、レジ袋、洋服に使われる化学せんい、アスファルトなどあげたらきりがない。ぼくたちの生活になくてはならない資源だと知った。だから海ぞくは石油を積んだタンカーを船ごとうばおうとするのだ。

 ぼくが映画で見た「パイレーツオブカリビアン」のジャックスパロウは宝石をうばっていたが、現代では石油にダイヤや金の価値がある。今までぼくは、石油は原油からガソリンを作りだす人、それをガソリンスタンドまで運んでくれるタンクローリーの運転手さん、ガソリンスタンドで給油をしてくれる人など多くの人々のおかげで使えるのだということは知っていた。しかし父から海ぞくの話を聞き、外国の深い海底にある石油を見つけて掘り出し、それを日本に運ぶために、日々海ぞくの恐怖と戦っている人たちがいるということを初めて知った。

 ぼくたちの生活から石油がなくなってしまったら、一日だって生きてはいけない。原料を採って、運び、製造し、消費者に運ぶことを「サプライチェーン」というのだそうだ。石油の「サプライチェーン」は、ぼくたちの生活をつなぐ鎖なのだと、改めて知った。

 石油が日本に運ばれてくるまでの話を父から聞き、今までとは違う思いがわいてきた。

 それは、世界の人々が自分の国に石油を無事に届けるまで、命がけで戦ってくれているということへ感謝しなければいけない、という思いだ。

 映画が終わって、ぼくは飲み終えたペットボトルのラベルをはがし水で洗った。手に持ったペットボトルは軽かったけれどぼくの手元に来るまでの道のりは、とてもけわしかったはずだ。何だか空のペットボトルが映画で見た宝物に思えて大切にしたくなった。

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