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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

お互いにお互いに

東京都 世田谷区立経堂小学校 6年

蔡 禕瞳

東京都 世田谷区立経堂小学校 6年

蔡 禕瞳

 風車の風によって消えたリオパラリンピックの聖火。前回のロンドン大会まで私のパラリンピックに対する関心は低く、競技はもちろん、ルールなどは、ほとんど知らなかった。今年もはじめはそうだったが、購読していた新聞や、ニュースを通じ興味を持ちはじめた。その中で注目したのが、走行用義足だ。義足が用いられる陸上競技で今年日本は多くのメダルをかくとくした。選手の大事なパートナーの義足には石油が原料となるプラスチックがふくまれているのだ。調べてみるとそのプラスチックは強化せんいの物とかいてあり、非常に重要だとわかった。それだけではなく、選手を運ぶバスや飛行機も石油で動く。それに、イルミネーションで使われる電気は、石油を燃料とする火力発電でまかなわれている。私はふだんそのような義足やイルミネーションばかりに目が向いてしまうが、掘り下げればそこに石油がいるということをしみじみ感じた。それによく、選手が「夢」という言葉を使うが、万全ですばらしい大会に選手を送りむかえているのも石油なのかもしれない。
 しかしあまりにもたくさんの物に変化しているため、常に石油があることは意識しづらく私も当たり前のように気づかずにいた。加えて昔のように節約をこころがけることも減ってきている。ずいぶん前からそんな行動に警しょうがならされているが私もやはり便利さを求めてしまう。それは何故だろうか。考えてみるとそれは石油に甘えているからではないかと思う。「あと六十年なんていって今まであんなに消費してもなくなっていない」「天然ガスや石炭があるじゃないか」でもよく考えれば確かに発電においてはけっこう天然ガスが使われているがかといって石油の割合が〇になったら自分の家に電気がしっかりと供給されるだろうか。それによってパラリンピックで大会のイメージをイルミネーションで伝えられず義足の材料も一つなくなって満足できるだろうか。石油がなくて困ることはたくさんあるのにこれだけの理由で私は、「うん」と答えることはできなかった。だからいまの便利さばかり考えてはいけないと改めて思った。
 今は石油=支えてくれる=私達。となっているがこれはつまり私達=支えてあげる=石油と変わらない。もちろん石油が使える年数がふえていってほしいが私は、便利ばかり求めず、さらに石油が活やくしている物や事がらに目を向け関心を持っていけるようになりたい。そうすればきっと石油のありがたみに気がつけるはずだ。互いに支えて支えられること。そんな関係を築くことで、また新たな「夢」が実現するのかもしれない。

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