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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

リオ・オリンピックから考えた石油リオ・オリンピックから考えた石油

東京都 国立学園小学校 5年

吉田 鞠

東京都 国立学園小学校 5年

吉田 鞠

 「もし石油が地球上からなくなってしまったら、オリンピックではサッカーの種目は存在しなくなっちゃうんだよ」
 リオ・オリンピックの中継を観ながら、私は母に言いました。なぜなら、数日前に、インターネットでサッカーボールと石油の関係を知ったからです。
 私が毎日使っているサッカーボールの表革の素材はポリウレタン製で、なんとそれは、石油からできていると書かれていたのです。
 サッカーボールに石油?そんなこと考えてみたこともありません。もし石油がなかったら、澤選手や憧れの岩渕選手のシュートも存在しなかったかも?もっともっと、サッカーボールと石油の関係について知りたくなった私は、サッカーミュージアムに足を運びました。「昔はサッカーボールの表革には牛や豚などの天然皮革が使われていましたが、天然皮革は重いし弾力も弱く、雨の日は水分を吸収してさらに重くなる等の弱点があったのです。
 ボールメーカーの方が教えてくれました。
 現在のようにポリウレタン製の人工皮革が使われるようになったのは、一九八六年のサッカーW杯からで、このポリウレタンの層でできた部分が、キックのタッチを大きく左右するのだそうです。
「これ、何のボールかわかりますか?」
普通のよりひと回り大きなボールを見せてもらいました。
「車椅子に乗った人が使うボールなんですよ」
 なるほど、車椅子の人がサッカーをできるのも、ボールにポリウレタンが使われて、軽くなったからなんだ!重ければ、いくらボールが大きくたって障害を持った人がそれを蹴るなんて大変です。
 調べていくうちに、ユニフォームやネット、すね当て…サッカーという競技ひとつとってみても、石油由来の材料がいかに多く使われているのかがわかりました。そして石油は、サッカーだけに限らず、卓球やテニス等、あらゆる競技と深く関係していることも知りました。
 八月二十二日、私たちに夢と感動を与えてくれたリオ・オリンピックが閉会しました。各国の代表選手たちがリオに来るために乗った飛行機の燃料や、競技場や宿舎を作るための材料、あらゆるところに石油は使われています。
 四年後には東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、その時も、リオと同じように世界中の人々に夢と感動を与えられるように…。そのために今、そしてこれから、私にできることは何だろう?そう頭の片隅で考えながら、限りある石油を大切に使っていきたいと強く思います。

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