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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

優秀作品賞

優秀作品賞
全国小学校社会科研究協議会副会長賞

石油様々だね石油様々だね

秋田県 大館市立有浦小学校 5年

杉本 萌華

秋田県 大館市立有浦小学校 5年

杉本 萌華

 平成二十八年八月七日日曜日。その日は、立秋で今年一番の猛暑日だった。私は、マーチングバンドクラブに所属していて、一日中学校外の体育館で練習していた。体育館の外の気温は、三十八度くらい。家に帰ると、中はエアコンですずしくなっていた。すると、
「石油様々だね。」
と母が言った。私が石油様々ってどういう意味か聞いてみると、
「だって、エアコンに必要な電気を作るために、石油が使われているんだよ。」
と、教えてくれたのだ。へえーと思った。そこで、石油が使われている物や、石油ができるまでなど、いろいろなことについて知りたくなった。
 石油について、インターネットで調べてみると、三つの働きがあることが分かった。一つ目は「動かす力」である。エンジンの中で、勢いよく燃やすと、乗り物を動かす力になる。二つ目は「あたためる力」である。石油をそのまま燃やすと、空気をあたためる熱になる。石油からできる灯油やガスは、石油ストーブ、ヒーターの燃料として使われる。また、ビニールハウスや工場、発電所でも使われている。三つ目は「原料」である。石油は、いろいろな物をつくるためのもととなる材料として使われている。石油からできる製品は、ペットボトル、ゴム製品などがそうだ。
 また、石油が何からできているのかも分かった。大昔、海や湖にいた生物の死がいが、地層の圧力と熱によってゆっくりと石油に変化するということだ。そして、国内で使う石油の九十九パーセント以上を輸入に頼っているらしい。
 五月の連休に久慈市にある「もぐらんぴあ」という地下水族科学館・石油文化ホールに行ってきた。そこは、国家地下石油備蓄基地トンネルを利用した施設だ。そこで私は、海外から石油が運ばれ、備蓄するまでの多くの作業や多くの人が関わっていることを知ることができた。また、備蓄基地作業用トンネルを掘るための本物の掘削機を触ったり、ダイナマイトを使って、実際に掘っている様子を見たりすることもできた。しかし、私たちが石油や石油製品を使えるようになるまでには、さらに多くの作業や多くの人が必要となる。だからこそ、石油を大切にしなければならない。それにはまず、物を大切にすることやリサイクルを積極的に行うこと。一人一人が石油について意識して生活するようにし、今ある資源を大切にすることがみんなに出された願いや使命ではないだろうか。そして技術を生かし、未来へ少しでも多くの資源を残していかなければならないと思う。
 一年中活躍している石油だが、私が住む北国に最も活躍しそうな季節がやってくる。また母の「石油様々だね。」という言葉が聞こえてくるだろう。

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