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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

石油に限りがあるからこそ」石油に限りがあるからこそ」

茨城県 常陸太田市立太田小学校 6年

服部 心藍野(みらの)

茨城県 常陸太田市立太田小学校 6年

服部 心藍野(みらの)

石油は生活で非常に役に立っている。電気、ガソリン、灯油だけでなく、家畜のえさの石油たんぱくも石油を使っている。ここでは、初めに挙げた電気、つまり発電について考えたい。

資料1を見てみる。化石エネルギーと書いてある欄が石油、石炭、天然ガスの供給で、九二.一パーセントだ。さらに詳しくみてみると、石油は全体の四二.七パーセントも占めている。つまり、石油は大切なものだということが分かる。
しかし、資料2を見てみると、石油をこれまでと同じくらいの量を使うと、約五六年で無くなってしまうと考えられていることが分かる。あくまでも予想ではあるし、これからの使い方により変わるが、石油が底をつくのは遠い未来のことではないということだ。石油と同じように、火力発電に使われている石炭、天然ガスにも限りがある。石炭は、資料には百年以上と記されているが、計算して四捨五入すると、約一一九年分が残っている。天然ガスはというと、六〇年分が残っているという。石油は、この二つの資源と比べると残りがとても少ないことがもっとよく分かる。

さらに、資料3も見てみる。このグラフには発電することで排出する二酸化炭素の量が表されている。石油火力をみてみると、一キロワットアワーあたりを発電すると、六九五グラムの二酸化炭素を排出することが分かる。同じ火力発電でも、石炭火力は八六四グラム、天然ガス火力は、複合(ガスと水蒸気の複数の発電設備を組み合わせて熱を効率よく使う発電方法)では三七六グラム、汽力(燃料を燃やした熱で水を沸騰させて、発生した水蒸気の力で発電する方法)では四七六グラムを排出する。それに比べ、風力、太陽光、地熱、水力、原子力発電は、二酸化炭素を一切排出しない。つまり、資料3からは、石油を主とする火力発電は、二酸化炭素の排出が多く、地球温暖化に拍車をかける一つの原因となる可能性も高いことが分かる。

資料1、2、3から分かったことを関連づけて、石油が無くなってしまった私たちの生活を考えてみる。最初に挙げた、ガソリンについて考える。ガソリンが無ければ、自動車は、全て電気自動車などになる。しかし、石油が無いので、十分な電気を作ることができない。となると、公共の乗り物を使うしかなくなってしまうだろう。 技術が進んだ今日では、水素と酸素からつくった電気で走り、水だけを排出する燃料電池自動車や、天ぷら油をリサイクルして走るバスなど、自動車だけでも様々な工夫がある。 限りがある資源の石油だからこそ、世界の一人ひとりが大切に、適切に使うことが必要だ。そして、百年後も二百年後も、人類が豊かに生活できるように頑張るといいと思う。

資料1,2,3

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