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調べてみよう石油の活躍

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審査員特別賞

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ありがとう石油ありがとう石油

UAE アブダビ日本人学校 4年

佐々木 真那

UAE アブダビ日本人学校 4年

佐々木 真那

「富士山に行こう。」
「えっ?!。」 去年の夏だった。来年日本をはなれる私のために、日本の思い出をのこそうと父がとつぜん言い出したのだ。この時はあんなに石油に助けてもらうなんて思ってもみなかった。 いよいよ富士山に登る日、富士山まで電車で行った。電車のまどからは、真っ青な富士山が見えた。その後、五合目までバスで進んだ。六合目までは半そでになるほど暑かったが、七合目からはたくさん着こんでも寒いくらいだった。それに夏なのにはく息が白かった。寒くておなかがすいて足がジンジンしてきてもがまんし続けていた。けれどもついにがまんしきれなくなって、全く動けなくなってしまった。

「もう動けない。」
と父に言うと、
「近くの宿でとまろう。」
と言ってくれた。夕ごはんを食べ、ねぶくろにたおれこむようにねた。
二日目の朝、日の出を見るために四時に起きた。したくをして登り始めようとすると足がぜんぜん動かなかった。歯がガチガチいうほどの冷たい風がふきぬけていく。
歩く気力もわかず泣きながら登っていた時、父があつあつのホットココアを買ってくれた。飲んだ時、あぁ~。温かい、と思った。ココアがのどからおなかまで落ちていく感じがした。よかったぁ。すくわれたぁ、と思った。

それからは、気力を取りもどしてどんどん登っていくことができた。と中、真っ白な雲海が見えた。さらに五時間ほど登り続け、やっとちょう上にたどり着いた。その時は、ついにやりとげたぞと、天にものぼる気持ちだった。ちょう上は、太陽に近いからか風は冷いのにすごく暑く感じた。

私に元気をくれたあつあつのホットココア。心と体を温めてくれたのは一体何だったのか。それは元をたどれば石油の力だ。宿を温めていたのも石油。電車やバスを動かしていたのも、元は石油。ねぶくろや服の材料だって石油だ。私が富士山のちょう上に登ることが出来たのは今思えば石油が深く関わっていたのだ。この登山をきっかけに、私たちの生活がどれだけ石油にささえられているのかを考えることが出来た。

そして今、私はアラブ首長国連ぽうにいる。あの日、石油の力に助けてもらった私がさん油国にいるなんて不思議な縁を感じる。アラビア語の勉強にも力を入れている。その語学を生かして、しょう来、アラブと日本のかけ橋になる仕事を目指したい。

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