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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

優秀作品賞

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全国小学校社会科研究協議会副会長賞

くらしをささえる石油と貨物列車くらしをささえる石油と貨物列車

埼玉県 さいたま市立常盤小学校 4年

藤井 航

埼玉県 さいたま市立常盤小学校 4年

藤井 航

ぼくは、鉄道が大すきで、よく家の近くの京浜東北線や東北本線などをまたぐ歩道橋の上に鉄道を見に行きます。 歩道橋の上から鉄道を見てみると、かっこいい電気機関車にたくさんのタンク車(タキ1000形など)を連結している貨物列車が通りすぎていきます。タンク車にもいろいろ種類がありますが、よく見かけるタンク車は、緑色で、タンクの横に「ガソリン専用」と書かれているものです。石油から作られたガソリンをどこかへ運んでいることが分かります。大きな音を立てて通りすぎるタンク車を見ながら、ぼくは「このガソリンはどこからきてどこへ運ばれたのだろう。」「どうして鉄道でガソリンを運ぶのだろう。」と思いました。 そこで、ぼくは、このことについて調べてみることにしました。

どこから来て、どこへ行くのか。ぼくはタンク車をよく観察してみました。いつも乗る京浜東北線などは所属電車区というものが決まっています。タンク車などの貨物列車も同じように所属があるのかなと思いました。 よく見てみると、タンクの横に「根岸駅常備」や「郡山駅常備」と書いてありました。一番多かったのが「根岸駅常備」と書いてあるものだったので、根岸駅に行くことにしました。

行ってみて驚いたのは、駅のホームの目の前に数えきれないくらいのタンク車がずらりと並んでいたことです。貨物列車の本で調べてみたところ、根岸駅の南側には日本最大級の石油工場があって、ここで作られた石油製品を八王子、南松本、宇都宮などの海から遠い内陸部へ運んでいるとのことでした。 でも、どうして鉄道を使うんだろう。最近よく「モーダルシフト」という言葉を耳にします。これは、鉄道貨物は、トラックより二酸化炭素を出す量が大幅に少ないため、環境にやさしい輸送方法なのだそうです。

また、タンク車一両で車およそ千二百台分のガソリンを運ぶことができる、つまり一編成二十両ほど連結するとしたら、およそ二万四千台分ものガソリンを運ぶことができること、車とちがって渋たいがないため、時間に正かくに運ぶことができるのがよい点です。 東日本大震災のときには、港や高速道路が壊れて使えない中、食料や水と同じくらい重要なガソリンを東北へ届けるのに鉄道貨物が大活躍した、というニュースを覚えています。 普段の時でも燃料の軽油がないと、非電化区間で活躍するぼくの大すきなDD51などのディーゼル機関車や、キハ58系などの気動車を動かすことができません。今回いろいろ調べてみて、石油やガソリンなどの石油製品と鉄道は深く結びついているということが分かりました。

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