石油連盟ホームページへ

調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

優秀作品賞

優秀作品賞
全国小学校社会科研究協議会副会長賞

未来に残せ!大切な石油未来に残せ!大切な石油

秋田県 大館市立有浦小学校 5年

塚本 爽子

秋田県 大館市立有浦小学校 5年

塚本 爽子

私が石油について初めてちゃんと考えたのは「あの日」だった。
「あの日」とは、二〇一一年三月十一日、東日本大震災の日だ。秋田県に住んでいる私は、津波の被害はなかったが、長い停電になった。オール電化の私の家は、何もかもが機能しなくなった。中でも、暖房が使えなくなってしまったことが一番困った。そんな時、父が石油ストーブを借りてきてくれた。真っ暗な家の中で、不安でいっぱいだった時に、石油ストーブの暖かさが本当にうれしかったことをはっきりと覚えている。

石油は、洋服やペットボトル、アスファルト・・・本当にたくさんのものに使われていて、こんなにも私たちの生活と関係が深いにもかかわらず、それまでは、石油について考えたことがなかった。だから、父がよく、「ガソリン」や「灯油」の値段について話しているのを聞いても、何とも思わなかった。でも、石油に関心をもつようになってからは、ガソリンスタンドの前を通ると、提示されている値段を見て、
「先週より安くなった。」
「さっきのスタンドよりこっちが三円安い。」などと考えるようになった。北海道に旅行に行ったときには、秋田県と比べて、一リットル二十円近くも値段が高いことに驚いた。また、ガソリンや灯油の値段がその時々で変わることにも疑問を持った。そこで、なぜこんなにも値段が変化するのか調べてみた。

日本の原油国内自給率は、わずか〇.三パーセントで、これは日本の石油消費量の二日分にも達しないことがわかった。こうなると、どうしても輸入に頼るしかなくなる。だから、輸入先である中東の様々な情勢によって値段が変化するのだ。もしかすると、これから先、なかなか手に入らない事態が起こるかもしれない。

石油は、私たちの生活になくてはならないものだからこそ、大切に使っていかなければならないと思う。では、私たちに何ができるのだろう。まず、「石油でなければできないこと」に使うこと。水の力、日光の力、風の力、地熱の力を利用することもできる。小さなことで言えば、レジ袋を使わなくてもいいようにマイバッグを活用することや、チラシやいらなくなった紙をメモ用紙にするなどして再利用することもできる。もちろん、一部の人ではなく、みんながそのことを意識して取り組むことが大事だと思う。

戦争でたくさんの石油が使われることもあるという。本当に悲しいことだ。石油は、みんなのためになることに正しく使い、未来へ残していきたい。そして、平和のために使うものであってほしいと願っている。

石油の作文コンクールTOPへ