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調べてみよう石油の活躍

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審査員特別賞

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限りある資源を未来へ限りある資源を未来へ

千葉県 旭市立滝郷小学校 6年

平野 唯香

千葉県 旭市立滝郷小学校 6年

平野 唯香

「燃費がいいな。」

父と出かけた時に車の中で聞いた言葉です。私が去年まで住んでいたアラブ首長国連邦の首都アブダビでは、「燃費」という言葉は聞いたことがありませんでした。スポーツカーや大型の車が多く、日本では低燃費や電気で走る自動車が走っています。父に理由を聞いてみると、アブダビでは、ガソリンの値段が日本の八分の一だったので、燃費を気にせず走っていたそうです。「日本はどうして燃費を気にして走るのか。」と疑問をもちました。

その理由の一つは、日本はアブダビと比べるとガソリンの値段が高いからです。なぜ高いかというと、石油を手に入れるために人手がかかるからです。地下にある石油を掘り出すために、調査や研究をして地面や海底を掘ります。採れた石油を買うこともできますが、手に入れにくい時は非常に高くなります。さらに石油を二十日以上かけて大型タンカーで運びます。日本に着いてからも、重油やガソリンなどに蒸留して、できたガソリンは、日本全国にタンクローリーで運ばれていきます。アブダビで採れた石油がガソリンとして私たちの自動車に給油されるまでたくさんの人の手がかかります。そのため、一L当たりにかかる値段が八倍になるので、日本は燃費の良い車がよく売れます。そして、燃費の良い車に乗ることは、ガソリンを使う量が減り、限りある資源を守ることができるのです。

では、限られた石油を使い切ってしまうとどうなるのでしょうか。私たちの生活は、石油に支えられています。朝、目覚めた私は、ガスや電気を使って料理された食事を、明るい部屋で食べます。食卓の上や冷蔵庫の中には、プラスチック容器に入った食べ物があります。食べ物も石油などの燃料を利用して作っています。着ている服も石油からできています。朝だけでも、たくさんの石油を使っています。そんな大切な石油がなくなってしまうとどうなるのか考えました。石油がなくなると、今まで便利に使っていた物が使えなくなり、生活が不便になります。車だけでなく、生活用品も気軽に買うことが難しくなるでしょう。そして、いつもの楽しい一日がうばわれてしまいます。

そこで、石油がない生活にならないようにするには、どうしたらよいでしょうか。私の住んでいる地域では、風力発電のための風車があります。風力などのクリーンエネルギーは、石油の代わりに動力や電気を作ることができます。また、アブダビではマスダールシティというクリーンエネルギーだけで生活する都市もあります。石油には限りがあるので地球温暖化など環境を考えながら、火力発電やクリーンエネルギーをバランス良く活用することが必要です。いろいろなエネルギーを組み合わせることで、限りある資源を大切に使い、未来へ残していきたいです。

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