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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

おばあちゃんの家でおばあちゃんの家で

東京都 葛飾区立新宿小学校 4年

齊藤 花菜香

東京都 葛飾区立新宿小学校 4年

齊藤 花菜香

「寒いからストーブつけるよ。早く着がえちゃいなさい、お買い物に行くからね。」
「はーい。」
朝、私とおばあちゃんの声が、一階にひびいた。

季節は冬。その日は特に寒かった。朝食を終えた私は、片付けを手伝い、石油ストーブで温まっていた。すると、おばあちゃんが来て言った。
「温まっている所ごめんね。もう、十時ごろだから、お店が開いているでしょ、だからお買い物に行こうと思うの。いっしょに行かない。」
「行く行く。」

そして、おばあちゃんと私は、自転車で買い物に行くことにした。石油ストーブの電源を切って、ろう下に出た。部屋は温かかったのに、ろう下は寒い。
「おばあちゃん、寒い。」
私は思わず言ってしまった。
「そうかい。じゃあ、カイロをあげようか。」
と言って、私にくれた。とても温かかった。でも、石油ストーブには、とてもかなわない。

私とおばあちゃんは、自転車に乗ってスーパーに行った。スーパーは、とても寒かった。たぶん、食品を温めないためだろう。早めに買い物を終え、帰ってきた。もう、部屋は冷えきっていた。石油ストーブをつけて、しばらくすると、だんだん温かくなってきた。今度はホットカーペットもつけた。やっぱり、石油ストーブのほうが温かい。トイレに行く時はろう下に出るから寒い。おばあちゃんは寒くないのだろうか。とても不思議だ。私は「おばあちゃんみたいになりたい。」そう思った。でも、寒いのをがまんしているだけなのではないかとも思った。
「おばあちゃん、寒くないの。」
私のずっと思っていた気持ちが、口から出てしまった。すると、おばあちゃんが言った。
「寒くないよ。ストーブの温かさがこっちにも届いているからね。」
「そうなんだ。」と、私は心の中で思った。

石油の力はすごい。だって、五分から十分ぐらいで一階の部屋のすみからすみまで温かくなっているのだから。

私は、ふと時計を見た。もう五時だ。ボーッとしていたから、時間が過ぎたのだろう。おばあちゃんは、いそがしそうに夕食の用意をしている。私は、それを見て手伝った。ストーブからはなれているが、やはり温かい。でも、くつ下をはいていないと冷えてしまいそうだ。

石油ストーブの温度を上げた時、急に温かくなくなった。
「石油がきれたんだね。入れようか。」
おばあちゃんが言った。石油を入れた時、ガソリンスタンドみたいにくさかった。
石油を入れ終わり、ストーブに明かりがもどった時、初めて石油ストーブにとても感しゃをした。

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