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調べてみよう石油の活躍

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審査員特別賞

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石油から学んだ技術力と和の精神石油から学んだ技術力と和の精神

埼玉県 春日部市立幸松小学校 6年

唐木 映里花

埼玉県 春日部市立幸松小学校 6年

唐木 映里花

「日本は資源小国と言われています。でも今では、輸出立国となりました。日本人が持つ技術力の高さと、日本人特有の和の精神を生かして、乗り越えた結果なんだね。」

5年生の社会の授業で「工業生産と貿易」について勉強した時に、先生が話してくれた言葉です。日本は石油や天然ガスといったエネルギー資源が少なく、外国からの輸入に頼る他ありません。だからモノ作りという得意分野を生かし、機械製品や部品等を世界各国に輸出して、輸出立国になったのです。

ところが今日本は、東日本大震災と福島第一原発事故の影響で、エネルギー資源を十分確保し、供給することが難しくなっています。動力・熱源・原料と効率よく利用できる、エネルギー資源の供給が安定しないと、私達の暮らしや日本の輸出業に悪い影響を与えます。

資源エネルギー庁による2010年度速報では、石油40.1%、石炭22.6%、天然ガス19.1%、原子力11.3%、水力3.2%、再生可能エネルギー等3.7%という数値を示していました。この数値は、日本のエネルギー供給量の構成値を表しています。未だに石油が一番大きな比率を占め、エネルギーの安定と供給に応えているのだと分かりました。なお今年に入ると、「シェールオイル革命」という言葉をよく耳にします。

シェール層と呼ばれる岩盤の中に含まれる原油で、技術革新により安価で大量に採掘できるようになりました。日本でも、来年から試験生産を始めるそうです。生産が本格的になれば、中東情勢に左右される現在のエネルギー情勢が、変わると期待されています。

ではシェールオイルは、今後のエネルギー資源に新たな命を吹き込んでくれるのでしょうか。まず、採掘方法に課題があります。大量に薬剤を含む水を注入し、生産を進めていくので、水質汚染が心配されています。私はこの心配されている点を、日本の高い技術力を生かして、解消して欲しいと思っています。

日本人の高い技術力は、個人個人が持っている技能や技術を、一つにまとめ上げてきたからこそ成し得たものです。ロンドンオリンピックで見せた各選手の活やくや、和の精神でつかんだ勝利が、それを表していました。

和の精神とは、相手を受け入れ生かすことによって、また自分も生かされることなのだと授業で教わりました。だからこそ日本は、資源国と技術提携したり、共同開発をすることで、限りある資源をよりよい方向に生かせるよう、取り組んでいかなければなりません。
「和の精神を生かして、自らの未来を作り出してください。君達に期待していますよ。」
と社会の授業のしめくくりに、先生がクラスのみんなに伝えました。その時のクラスのみんなの目が、石油の炎のように輝いて見えました。私はその言葉に応えられるよう、これからも石油について勉強を重ねていきます。自分の心の中に、和の精神を育んでいきます。

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