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調べてみよう石油の活躍

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優秀作品賞

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審査委員長賞

石油が生み出す「優れもの」石油が生み出す「優れもの」

福島県 福島市立庭坂小学校 5年

岸波 千加

福島県 福島市立庭坂小学校 5年

岸波 千加

東日本大震災の時、わたしは、石油ストーブに大変お世話になりました。停電の時、ストーブの赤い光は、暖房、コンロ、電灯になって、震災にふるえていたわたしたちを励ましてくれました。あれから、一年数か月。わたしは、放射能が心配で地面ばかり見ていることがありました。庭の草花にふれることも、ためらいました。でも、うつむいてばかりは、いられません。心のエネルギーをいっぱいにしたいと思いました。そこで、わたしは、家族と夏休みに沖縄に行きました。

きれいな海、森。わたしは沖縄で、石油が生みだした「優れもの」に出会いました。それは、美ら海水族館の「黒潮の海」の巨大水槽です。ジンベエザメやマンタが悠々と泳ぎ、まるで本当の海を感じさせる水槽でした。
「これだけの巨大な水槽は、どうやってつくるのだろう。水圧で、こわれないのかな。」

わたしは、近よって水槽をさわったり、厚さを確かめたりしました。そこで発見。水槽は、ガラス製ではなく、アクリル製でした。六十センチを超す厚さのアクリル板が、ぴったりとつなぎ合わせてありました。しかも、遠目に見ると、つなぎ目は全く分かりません。すばらしい技術です。アクリルは、石油から作られると聞いていましたが、こんなに見事に加工されるとは思っていませんでした。まさに職人技です。アクリル水槽を泳ぐ魚を見ていると、自分も海深くもぐりこんだ気持ちになりました。陸上にいながら、雄大な海の命の営みを体感できました。石油を加工した技術者の力は、すばらしいと思いました。

わたしの姉は、視力が悪くめがねをかけていましたが、最近、コンタクトレンズにしました。これも、石油の優れものです。
「視界が広がって、周りがよく見えるよ。」
と、姉は喜んでいました。沖縄のパラセーリングで、遠くのスコール雲を発見しました。また、さんご礁やトビウオも見ました。
「お姉ちゃんとパラシュートに乗って、海を空から見られるなんて、夢みたいだな。」

コンタクトレンズは、姉ばかりではなく、わたしにとっても幸せな石油の優れものでした。

夏休みが終わり、わたしは小学校へ、姉は大学生活に戻りました。福島盆地の夏の暑さは、つらいものです。気温が三十五度を越すことも、よくありました。姉が住む山梨県の富士吉田市も、福島と同じように残暑がきびしいところです。だから、クーラーが恋しくなりました。でも、大学生がみんなで節電を心がけ、消費電力量をへらしたそうです。

石油が生み出した優れものは、わたしたちの日々の生活を豊かにしてくれます。しかし、石油は枯渇したり、地殻変動で採掘できなくなることが考えられます。石油は、地球のみんなの宝の水です。だから、大切に使っていかなくてはなりません。わたしたちの豊かな生活は、一人一人の心がけから始まるのです。

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