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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

資源と人間の共存資源と人間の共存

大分県 宇佐市立高家小学校 5年

塚本 怜

大分県 宇佐市立高家小学校 5年

塚本 怜

私の名前は石炭です。地球のエネルギー資源の観点から、私の後に活躍している石油さんと私の活動についてお話しします。

私は人間の生活を支え、多くの人間から愛され、利用されてきました。しかし、私を使うと二酸化炭素がたくさん出るので、ロンドンでは空気が汚染されてスモッグが発生しています。産業革命の時に大活躍した私は、蒸気機関車、蒸気船などの動力資源となり、その後もロンドンの人々にとって欠かせない暖房などの熱資源にも使われていたからです。

そして今から百年くらい前に、石油さん、あなたの出番が始まりました。かつては時代のちょうじであった私、石炭も、環境を汚すということで、ピンチヒッターが必要となりました。そこであなたの出番となったのです。

あなたの活躍は、日本の文明を大きく変えました。動力資源としてだけでなく、重油、軽油、ナフサ、LPガス、アスファルトなどに精製して、人間が生活の中で必要とするありとあらゆるものを産み出してきました。

しかし、あなたも私と同じで人間が使えば使うほどなくなってしまうのです。そのことにやっと人間は気付き始めました。

千九百七十年代のオイルショックを経験して、あなたがどんなに大切であるか、あなたを守るためにどうすればよいのかを、人間は真剣に考えるようになりました。私は今でも、あなたとともに火力発電の原料として活動しています。しかしあなたは社会を汚すとみなされた二百年前の私とは大きく違います。

なぜなら人間は自分たちの力であなたを守り、あなたを活用していかなければならないことを学んだからです。人間は、原子力、火力、水力、風力、太陽光、地熱、燃料電池などありとあらゆる自然界に存在するものに自分たちの未来を託しているのです。

三月十一日に東日本大震災が起こり、多くの人々が犠牲になりました。千葉県の製油所でタンクが爆発、宮城県の仙台製油所も出火、岩手県の久慈の国家石油備蓄基地のタンクが横倒しなど悲しい出来事が起こりました。生き残った人々は食料、水、復興のための燃料を渇望しています。人間が生活を取り戻すために、これほど私たちが必要とされたことはないのです。

人間たちは限られたあなたを大切に使いたいと思うからこそ、あなたに負担を与えないために、陸上、水上、空中でもエネルギー開発を探し続けているのです。しかしあなたほどの万能な功労者はいないし、ピンチヒッターも現れていないのです。

そして、スーパーヒーローの石油さん、天然ガスさん、かつてのスーパースターだった私が互いに協力して、人間が生き延びる道を探して、人間と共存していきましょう。多くの人々の生活を支える源は動力燃料以外にはないのですから。

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