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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

石油の大切さ石油の大切さ

大阪府 大阪市立宮原小学校 6年

阿部 ゆり子

大阪府 大阪市立宮原小学校 6年

阿部 ゆり子

東日本大震災の直後、仙台港のタンクが爆発をくり返しながら、赤赤と燃えている場面をテレビで観た。三月は、私の住んでいる大阪でさえも寒い。体育館で毛布に包みながら、暖を必要としている被災地の人達の姿が私の目に止まった。私も、避難所の人達に少しでも早く燃料を届けてあげたい、と思った。しかし、地震の影響で高速道路をはじめとした多くの道路がふさがれ、すぐに、被災地へ石油を運ぶことが出来ない。燃料を待っている人、燃料を届けてあげたい人、両方の願いが叶えられない現実を日本中の人達が目のあたりにした瞬間だ。

この時、被災地の人達は、雪が降っている中、暗い体育館の中でストーブの使用時間を決めたりしながら残りわずかな燃料を大切に使っていた姿がとても心に残った。それに比べて、私の生活はどうだろう。冬など、シャワーを止めると寒いので、体や髪を洗う時もつい、お湯を出しっぱなしにしてしまうこともある。自分の行動をはずかしく思った。

私達が使っている電気やガス、車や船、ジェット機などを動かす源は石油だ。石油は、中東からオイルロードを通り、タンカーで20日もかけて日本まで運ばれたのち、製油所でガス、ガソリン、灯油など様々な石油製品に生まれ変わり、タンクローリー、タンカー、鉄道などによって私の町まで運ばれてくる。確かに山奥のスタンドでのガソリンは、高い。私が一番、驚いたのは、石油の誕生だ。石油は海や湖にいたプランクトンなどの死がいが海の底に積み重なり、地下の圧力や熱によって出来たという。石油にも遠い昔からの長い歴史があるのだ。

しかし、石油の元である原油は、限りある資源ということを忘れてはならない。30ヶ国の国々から、輸入するときにもタンカー事故が発生すれば海が汚れる。油まみれになった鳥や魚の姿は、もう、誰だって見たくない。なるべくオイルフェンスの出番がないようにしたいものだ。この様に、大変な思いをして運んでくる石油だからこそ、私達は大切に使うべきだと思う。石油を大切に使えば、輸入量も減る。私達が電気やがガスを大切に使うだけでも、CO2を削減し、石油を大切にすることにつながっていくのだ。中東の油田から、たくさんの工程を経て私達の元に届く、貴重な石油。私達は、石油から、どれほど多くの便利な生活を受けとり、これから、どの様に石油と付き合っていくべきか、を考えることが、石油と共に生きている私達の役割だと思う。エアコンの温度を気にかける小さな事でも、一人一人の力を合わせれば、大きな力になるはずだ。自然が造り上げた資源に感謝しながら、私は、石油がこの地球にあることを幸せに思う。

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