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調べてみよう石油の活躍

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審査員特別賞

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二〇五〇年の日本―大震災を経て―二〇五〇年の日本―大震災を経て―

愛知県 名古屋市立白鳥小学校 5年

河合 香江

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河合 香江

二〇五〇年の日本。
「『二〇五〇年頃には、石油がなくなっている』って、言ってたけど、大丈夫だったね。」
「そうだね。あれから、みんなが石油を大事に使ったからだね。」

二〇一一年、日本では、東日本大震災が起こりました。この東日本大震災をきっかけにして日本は大きく変わっていったのです。

大震災による影響で、震災直後、一時的にガソリンや石油が手に入りにくい状況になり、私達はいかに石油が大事なものなのかを再認識しました。そして、みんなが節電やものを大事に使うことに目覚め、日本中でエコブームが起きたのです。各自が節電のため、冷暖房の設定温度をおさえたり、電化製品を使わないときにはコンセントをぬいて待機電力をおさえたり、こまめにスイッチを切ったりなどの地道な努力を続けていったのです。これが、二〇五〇年に石油がなくならなかった原因の一つです。

また、乗り物も大震災以降、大きく変化しました。それ以前は、町中を走る自動車は、ガソリン車が圧倒的でした。しかし、二〇一一年以降、ガソリンをあまり使わなくてすむハイブリッドカーや電気自動車、さらにはソーラーカーの開発が飛躍的に進歩しました。今では町中を走る自動車は、ソーラーカーやハイブリッドカーばかりとなりました。これも、石油がなくならなかった原因の一つです。

さらに、福島県の原子力発電所が大震災による大打撃を受け、日本のエネルギー事情が大きく変化しました。原子力に頼っていたエネルギー政策から、太陽光発電や風力発電、水力発電などの自然を利用した発電に比重が傾いていきました。震災直後には、電力不足を補うため、一時的に火力発電に頼りましたが、それも、日本中にソーラーパネルや風車が設置され、石油をたくさん使う火力発電は徐々に減らしていきました。こうした努力で、二〇五〇年に石油がなくならなかったのです。

日本の変化は、世界にも大きな影響を与え、世界中の国々でも日本と同じようなことが起きました。その結果、二〇五〇年には、まだ石油が豊富にあるという状況になったのです。

二〇一一年の今、私は、石油がなくなってしまうだろうと言われている二〇五〇年の日本がこうなっているといいなぁと考えています。今年の三月、今まで私達が想像もできなかったような大きな災害により、日本は大きなダメージを受けました。今はまだ被害にあった地域は復興するため頑張っている最中で、元通りには戻っていません。でも、私達日本人は強い、そしてかしこい。きっと、この大震災をステップとして、もっともっと強い国に生まれ変われるはず。そして、日本の石油の使い方も、今よりもっと大事にできるはず。そんな希望と願いを込めて、私は、未来に向けて、一歩ずつ進んでいきたいです。

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