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調べてみよう石油の活躍

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優秀作品賞

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全国小学校社会科研究協議会会長賞

出会いがいっぱい石油の旅出会いがいっぱい石油の旅

愛知県 刈谷市立日高小学校 6年

柏田 星南

愛知県 刈谷市立日高小学校 6年

柏田 星南

「ガソリン入れてから行くぞ。」
我が家の家族旅行は、この父の一言で始まる。車の中で待っている間、ガソリンスタンドのこんな表示が目に入った。
「レギュラー一リットル一四三円」
…さっき寄ったコンビニで買ったお茶は一リットル一九九円だったはず。そういえば、持ってきたお弁当を入れているプラスチック容器も百円ショップで買ったものだ。石油ってもっと高いものだと勝手にイメージしていたけれど、それ程でもないのかも、とふと思った。

物の値段はどれぐらいの手間や時間、費用がかかっているかなどによって決められたりもするはず。そう考えた私は、石油製品が手元に届くまでにどんな道を通り、どんな人たちと関わっているのか、言ってみれば石油の「旅」と「旅で出会う人たち」についてを、我が家の旅が終わった後に調べてみることにした。

すると、予想もできないぐらい長くかつ、出会いの多い旅であることが分かった。

主に中東から出発した石油は、約三週間かけて日本に到着する。そこから製油所や給油所、工場などに立ち寄るのだが、この間の交通手段だけでもタンカー・タンク車・タンクローリー・パイプラインなど様々な移動手段をとる。移動するだけで出会う人々の数は計り知れない。石油の流出や火災事故の際に備える装置に関わり、安全を守る人たちや、製油所から出る排ガスに含まれているチリを取り除いたりして環境を守る人たち、また物流手段や施設の効率的配置、統合を計り、コストダウンすることに尽力をする人達などがいてくれる。つまり、万が一事故にあった時のために助けてくれる人や、石油が持っているごみをきれいにする人、お得に旅ができるように考えてくれる人がいてくれるという訳だ。

これらはほんの一部だ。石油の長い旅にどれだけ多くの人が関わっているのだろう。これだけの手間や時間、設備などの費用を考えると、やはり「石油は高い」という私のイメージは違っていたようだ。私たちの生活を豊かで便利にし、環境のことも考えてくれているのに価格も抑えられているのは、こうした石油に関わる人達の努力の結果だと思う。

石油は限りある資源だから大切にしなければいけないという事は考えていたが、石油に関わる人達の苦労や努力のことを考えると、より一層石油が貴重なものに思えるようになった。食べ物を粗末にすると、「お百姓さんの手間を考えてきれいに食べなさい。」などとはよく言われるが、これからはそれと同様に、石油製品もそれが手元に届くまでにたずさわった人達のことを考え、大事にしたい。

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