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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

大切な石油資源と燃料電池の開発大切な石油資源と燃料電池の開発

大分県宇佐市立高家小学校 5年

塚本 向陽

大分県宇佐市立高家小学校 5年

塚本 向陽

 夏休みに大分の石油精製所に行った。大きな門を入ると、油のにおいがつんと鼻をついた。入るとすぐ、大きなタンクローリーを見せてくれた。ふつうのトラックよりもずっと大きい。座席が高いので必死によじ登った。座り心地はとてもよかった。一台で二十キロリットルの石油をのせられるという。一日に三百台ものタンクローリーが石油を九州各地へ運ぶ、と聞き、ぼくはその量の多さに驚いた。石油がぼくたちの手元に確実に届くからこそ、ぼくたちは車に乗って出かけたり、安心して生活することができるのだと感じた。

 次に、石油精製について説明を受けた。蒸留塔で原油が温度差によって、ガソリン、ナフサ、灯油、ジェット燃料油、軽油、重油、アスファルトに分解されることを知った。原油のあらゆる部分を取り出して、用途に合った使い方をすることや、石油精製の高度な精製技術を知って感動した。この原油から、ぼくたちが使うプラスチック製品、コンピューター部品、サラダ菜の水耕栽培などが作られている。石油で作られていない製品を探す方が難しい。確かに、石油なしの生活は考えられないし、もしも世界中の石油がなくなってしまったら、ぼくらは生きていけないだろう。

 精製所ではたくさんの説明を受けた。印象に残ったことは、石油精製所がきれいな空や海を守るために新しい燃料開発に力を入れていることだ。地球温暖化対策として、バイオエタノールをバイオ燃料としてガソリンとして配合すること、CO2排出量削減のために燃料電池に取り組んでいることである。特にぼくが興味を持ったことは、水素と空気中の酸素を反応させてモーターを回して作る燃料電池車のための水素の技術開発である。

 精製所での実験はとても面白かった。シャボン玉の液を水素と二酸化炭素で膨らませた。水素は空気より軽いので空中に上がったが、二酸化炭素は空気よりも重いので地面に落ちた。それから、チャッカマンで水素と二酸化炭素に火をつけた。二酸化炭素の火は消えたが、水素は「ボッ」と音を出して燃えた。水素は燃えやすいので、危険だなと思った。でも、二酸化炭素のように温室効果ガスのように排出されることはなく、水蒸気となって排出されるだけなので、環境にやさしく、石油から精製できる有効な燃料となる。燃料電池は自動車だけでなく、家庭の電気や熱、水を作る装置にも応用できる。だから、精製所で開発している石油系燃料から水素を製造する燃料電池システムや水素ステーションの設置を広げてほしい。しかし、安全性の高いエネルギー開発をして利用できる資源にしてほしい。

 地球を汚さないエネルギーを使って、地球の温暖化防止対策をすることは大変なことだが、大切な地球を守り、ぼくたちにとって安心できる社会づくりのために、これからのエネルギー開発は欠かせない。

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