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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

最優秀作品賞

最優秀作品賞
全国小学校社会科研究協議会副会長賞

「地球人」の恩返し「地球人」の恩返し

鹿児島県奄美市立佐仁小学校 6年

奥 瑠莉香

鹿児島県奄美市立佐仁小学校 6年

奥 瑠莉香

 「このままでは、石油は確実になくなります。」授業の中で先生がおっしゃった言葉だ。あまりにも強れつで、その時の先生の表情もはっきり覚えている。

 数日後、同じような言葉をテレビのニュース番組でも耳にした。これまでどこか人ごとだった石油問題が急に私の身近に迫ってきたようで不安になったのだ。

 その後、学校の図書館で石油について調べてみた。するといろいろなことがわかった。

 一つ目は石油のでき方である。大昔のプランクトンなどの水中の微生物の死がいからできたそうだ。理科で習ったのだが、プランクトンは目に見えないほど小さい。そんな大昔の小さい生き物が、現代の何十億人もの人間の生活を助けてくれていたのだ。

 二つ目に、石油が何に使われているのかということである。洋服や車のガソリンに使われていることは知っていたが、まさか肥料や洗剤、薬に使われているとは思わなかった。またプラスチックやゴムの原料、車などの動力として使用されていることを考えると、私たちが生きていくのになくてはならないものであることがわかった。

 そう考えると、石油がなくなることへの不安がますます高まった。何とかできないものだろうか。そんな時、社会の授業でハイブリットカーを知った。また、スーパーによっては、レジ袋を出さない所もあるらしい。また日本は、地球にやさしい車(エコカー)の減税・補助金制度もできたことを知った。みんなが地球のことを考えて動き出していることがわかって少しほっとした。

 しかし自分はどうだろう。クーラーや電気はつけっ放し、レジ袋は必ずもらう……時代を逆に進んでいる気がして恥ずかしい。私にできることは何だろう。少し考えてみた。

1 エコバック持参
2 クーラーや電気のスイッチを切る。
3 洋服のリサイクル
の三つが頭にうかんだ。どれも簡単なことのように思えるが、これまで十一年間できなかったことなので、意外に難しいと思う。だから、この三つを紙に書いて、目につく所にかざることにした。私だけでなく、家族全員で取り組もうと思う。

 石油は、地球が長い年月をかけてつくり出した大きな恵みである。だが、その恵みにも限りがある。しかし私たちは、石油を全く使わない生活を送ることは不可能である。ならば、私たちは、その限りある恵みをむだにしないことを考えていくべきである。電気自動車の開発や石油に代わるエネルギーの開発なども必要だろう。しかし、まずは自分の生活をふり返り、自分にできることは何かを考え、行動を起こすことが大切だと思う。そうした一人ひとりの小さな行動が、地球に対する大きな「恩返し」になるだろうから。

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