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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

石油のおかげ石油のおかげ

千葉県 千葉市立若松台小学校 4年

山﨑 満

千葉県 千葉市立若松台小学校 4年

山﨑 満

「ガソリンが高くなって、こまったわ」今年になって、お母さんは口を開けば「こまった、こまった」と言っている。「何もかもが高くなって、生活が大変なのよ」
たしかに、おかしを買っても、いつもは三つ変えたものが二つしか買えなかったり、10個入っていたはずなのに、いつの間にか8個しか入っていなかったり。ノートも、前は百五十円でおつりがきたのに、今度行ってみたら、それじゃたらなくて買えなかったり。何だかごまかされているみたいだ。

「これも石油のせいなの?」

ぼくはこれまで、石油のことなんか考えたこともなかったが、買い物に行くたびに、ごまかされてばかりいると、ちょっとはまじめに考えるようになった。

「なぜ石油が高くなると、おかしが高くなるの?」

お母さんが言うには、おかしの材料を作ったり、しゅうかくするのに機械が必要で、その機械を動かすのにガゾリンを使う。それを運ぶ車も、おかし工場も機械も、ガソリンがないと動かないのだと言う。
「おかしをつつむふくろだって、レジぶくろだって、石油でできているのよ」
「でも、やさいは石油じゃないでしょう。」
「やさいを作ったり、しゅうかくするのに機械を使うし、それを運ぶ車だってガソリンがないと動かない、でしょう」

ぼくは、自分のまわりのものすべてが石油がないとできないものだと知って、ちょっとおどろいたのと同時にこわくなった。でも、なぜ石油が高くなっただろう?

「石油がなくなったの?」
「そういう問題ではないみたいね」
「じゃあ、誰かがわざと高くして、みんなをこまらせているとか」

ぼくは政治とか世界のことはよくわからないし、買い物に行っておかしが買ってもらえないのはこまるが、全部が全部、そんなに悪いことばかりじゃないとぼくは思う。だって、前まではすぐそこのスーパーでも、「めんどうくさいから」と言って、車で出かけていたが、「ガソリンが高いから」と言って、雨の日でも風の日でも自転車で行くようになったし、これまではこわれたら、ポイと捨てていた物も、直して使うようになった。エアコンだって、あまり使わなくなったし、使わない電気はこまめに消すようになった。それに、今年の夏はゴーヤで緑のカーテンを作ったり、朝晩打ち水をしたり。これまでは「省エネ」とか「エコ」とか口では言ってても、なかなか実行できなかったことが、石油が高くなったおかげで、ふしぎと今年の夏はそれが実行できているのだから。
「ほら、このノート、まだ書けるわよ!もったいないでしょうが!」
たぶん、これも石油のおかげだと思う。

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