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調べてみよう石油の活躍

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審査員特別賞

審査員特別賞

ぼくのオイルロードめぐりぼくのオイルロードめぐり

シンガポール日本人学校 小学部 チャンギ校 4年

大田 亮太朗

シンガポール日本人学校 小学部 チャンギ校 4年

大田 亮太朗

ぼくは父の仕事の都合で、住みなれた日本をはなれシンガポールに来ました。ぼくの家のまどからは、大きな船がいっぱい見えます。あの船は、タンカーというそうです。それがぼくと石油の出会いでした。

その年の冬休みに、お父さんの友達のいるUAEという、とてもお金持ちな国へ行きました。なぜこの国がお金持ちかというと、石油が山のようにとれてそれを売り、お金にするからです。写真はとれなかったけど、「油井」という原油をほり出す井戸も遠くから見ました。とうの上から火がちょろちょろ出ていました。この国の日本人小学校には、原油という石油になる前の物、石油の赤ちゃんがおいてありました。ドロッとしていて、ぼくの知っている灯油やガソリンとは大ちがいでした。

また、おどろいたことがあります。それはUAEの人たちがとても日本人を好きだということです。町を歩いていて日本人か?と聞かれているそうですと答えると、みんな笑顔で話しかけてきます。中にはだきついてきた人もいます。よく聞いてみると、石油をほるのを手伝ったり、水を作り出す機械をくれたからだそうです。ぼくは、おたがいに仲がいいから原油を売ってくれるんだなと思いました。これからもずっと仲よくしたいなと思いました。

UAEは、飛行機でもとても遠かったのに、原油はタンカーで海の上を二十日もかけて、ゆっくりと運ばれていきます。オイルロードというそうです。ぼくはそのスタート地点と、中間地点のシンガポールを実さいに自分の目で見ることができました。ふだんなんとなく使っていた石油に関心がわいてきました。帰国したら、近くに白島石油備蓄基地の博物館があるそうなので見学に行きたいと思います。

 でも、その石油にはかぎりがあります。あと四十年五十年でなくなるという人もいます。恐竜の時代からもらったすてきなプレゼントをぼくたちだけで使い切ってはいけません。ぼくたちの子どもなどへずっと残していくためにも、節約することがだいじです。

去年の夏休みにぼくはソーラークッカーの研究をしました。時間はかかるけど、これも石油の節約にはなります。世の中には、便利なことや物がたくさんあるけれど、ぼくがちょっとだけ努力したりがまんしたりすれば、ずいぶん節約できる。つまり石油のじゅ命を長くできるのです。

科学はどんどん進歩しています。ぼくたちがすこしずつ努力することで時間をかせげば、その間にぼくたちが勉強して、新しいぎじゅつや発明ができると思います。

ぼくが関心があるのは熱エネルギーです。ソーラークッカーもそうですが、たいしたことのない熱も集めればお湯がわかせたりイモが焼けます。地球には、石油を使って出たたくさんの熱があふれています。ニュースでも北極の氷がどんどんとけだしているそうです。この熱をソーラークッカーのように集めるそうちが作れれば、今までむだにした石油を、もう一度むだなく使うことになります。今はゆめのような話かもしれないけれど、ぼくはできるんじゃないかなと思っています。

今日もシンガポールの海をタンカーはひっきりなしに通っています。まるでアリの行列のようです。こうして日本のみんなが安心してくらしていけるのだなと思いました。

「タンカーよ、毎日ごくろうさん!日本まであとひといきだよ。」


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