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調べてみよう石油の活躍

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審査員特別賞

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ぼくらの未来ぼくらの未来

福井県 福井市春山小学校 5年

斎藤 匠真

福井県 福井市春山小学校 5年

斎藤 匠真

「ガソリン代が、高くなったわ。」

ぼくらを後部座席に乗せて、ガソリンスタンドに寄った母が、そう言った。ぼくの家の生活には、自動車が大きな役割を果たしている。ぼくらが出かけるとき、家の人が仕事に行くとき、毎日毎日自動車を利用している。自動車のガソリンだけではない。四十度近くまで上がる暑さで、エアコンをつけ続ける生活が続いている。火力発電の燃料のエネルギー源として、電気に姿を変えて石油はぼくらの生活を支えてくれている。石油がない生活など考えられない。

ガソリン代が上がることはうれしいことではないけれど、値段が上がることが問題なのかどうか、本当に大切なことは何か考えなければならないのだと思う。

昨年の夏四年生のときに、ぼくは、原子力発電所の見学に行った。福井県の嶺南地方には、いくつもの原子力発電所がある。「安全のために、いくつもの準備をして万全を期している」と説明があったし、原子力のエネルギーのすごさを感じた。それでも、新潟の地震のときには、その安全が大きくニュースに取り上げられ、もし福井県に大きな地震が来たら、大丈夫なのかと思わないではいられない。

今年の夏には、太陽の熱を利用して生活するソーラーシステムのことを自由研究で調べた。ぼくの家の庭でも、黒く塗ったペットボトルの中の水は、触れないくらい熱くなった。地球の温暖化もあり、たまっていく熱をどんどん利用できるといいのに思う。新聞では、「カーボンオフセット」という制度を環境省が検討しようとしていると書いてあった。自然エネルギー・植林など地球にやさしい事業にお金を出すと、二酸化炭素を出したことを帳消しにするのだそうだ。新しいエネルギーを実際使えるようにするには、お金や時間がかかるんだなとわかる。

ぼくらの生活は、どうすればいいのだろう。今できることは何なのだろう。

あと四十年ほどで、なくなってしまうと言われている石油。ぼくらが大人になって、働いたり生活したりしているときに、ガソリンや電気がなくなる時代がくるのかもしれないという話である。

石油の値段が上がって、「大変だ」と思い始めた今だから、たくさんのアイディアと工夫で、石油の使い方を考えたり、新しいエネルギーも利用できるようにしたりして、ぼくらの未来を守らなければいけないのだと思う。ぼくらができることを、みんなで知恵をしぼって、たくさん集めて、「こんな方法は、こんなところがいいよう」「でも、こんな心配や困ることもあるよ」と、みんなが知る必要があると思う。そして、ぼくら一人一人がよく考えて、未来を守る方法を選んでいかなければいけないのだと思う。

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