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調べてみよう石油の活躍

調べてみよう石油の活躍

審査員特別賞

審査員特別賞

平和な世界と石油平和な世界と石油

福島県 会津若松市立河東学園小学校 6年

團原 正馬

福島県 会津若松市立河東学園小学校 6年

團原 正馬

「えっ、またみそ汁にカボチャが入っている。」

僕は、千切り大根のみそ汁が好物なのに、近ごろ祖母はカボチャも混ぜる。カボチャをみそ汁に入れるのはいやだと文句を言った。

「ばあちゃんは大好きだ。戦争中は、こんなおいしいカボチャなんて食べられなかった。」僕はそれ以上反論できなかった。戦争中のひどい食料不足のことは、今まで何度も聞かされたからだ。今日は八月六日。広島に原子爆弾が投下された日だ。朝八時十五分にテレビに向かって黙とうした。

中学の社会科教師をしている母が、「石油の一滴は血の一滴といって、石油が欲しくて太平洋戦争になったとも言えるのよ。」と教えてくれた。石油は、地球が約六十億年かけてつくり出した宝物だ。それを人類はあと四十年余りで使いきろうとしている。石油ほど便利なエネルギーはない。石油は石炭とちがって液体だから、取りあつかいや持ち運びが簡単だ。パイプを使って移送したり、自動車や飛行機の燃料に使ったりする。また、トマトやピーマンなどの野菜が真冬でも食べられるが、それは石油を使って温めたビニールハウスで栽培しているからだ。つまり、トマトも石油でつくられていることになる。農薬や化学肥料、農業機械も石油が関係している。原油を精製してできたナフサが、プラスチック、化学せんいや建築材料など、身の回りのあらゆる物の原料になるのだ。現代はまさに「石油社会」だ。この便利で貴重な石油は人類共通の財産であると言える。しかし、このまま使い続ければ減る一方で増えることがない。便利な石油は後世に残す必要があるので、自分たちが使いきってしまうのはいけないと思う。

僕は、戦争が命とエネルギーの浪費だと思う。弾薬やエネルギーや金属を大量に消費し、資源と環境を破かいし、命をうばい、何にも生産しない。広島や長崎の人々の味わった苦しみは、僕たちに平和の尊さを教えてくれる。世界中の人々が仲良くし、兵器や戦争を減らしていく。兵器をつくらなければ、石油や資源の節約になるだけでなく、一番大切な人間の命も守られる。平和のために国家は予算をつかうべきだ。クールビズより資源節約の近道になると思う。

石油のためにも命のためにも、大人たちには、まず戦争をやめてほしい。そして、僕も石油は大切に使い、むだ使いは絶対にやめよう。石油を長もちさせるために、この夏休み中僕にできることは、暑いからといって冷ぼうのきいた部屋で一日中テレビを観ているのをやめることだ。また、父と約束したドライブもガソリンが高騰しているから我まんしよう。テレビと車を節約し、「石油の一滴は血の一滴」だ。人々が命をかけた石油を平和のために大切にしたいと強く思った。

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