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調べてみよう石油の活躍

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優秀作品賞

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審査委員長賞

一億年先の子孫のために・・・一億年先の子孫のために・・・

埼玉県 熊谷市立別府小学校 5年

笠原 里美

埼玉県 熊谷市立別府小学校 5年

笠原 里美

七月十六日十時十三分。グラグラッときた地震が、いつもより大きく感じました。海の日だったけれど、家族全員が、それぞれの部屋から顔を出し、テレビの前に大集合でした。

「また、新潟かぁ~。」
「酒ぐらが全めつだぁ~。」

テレビは、"新潟県中越沖地震"と名づけ、この辺りが、もともと、火山活動がさかんな地域で、油田がつくられるグリーンタフ地域であることも伝えていました。また、小学生新聞では、サイエンスマンガで、秋田・新潟などの石油のもとが、新生代の珪藻類の仲間が中心であることを紹介していました。化石としても知られているフズリナやアンモナイトの時代より、二億年以上も現在に近い時代の生き物の死がいが原料だったのです。

夏休みに、私は、青少年のための科学の祭典というイベントに参加しました。フズリナ化石のもようをスンプ法でフィルムに写しとったり、アンモナイトのレプリカをつくったりしました。どれも、温暖化と問題にされている今より、ずっと高温の恐竜の時代、三億年前の生き物の死がいと遊んだ思い出の品ですが、金ピカの宝物を手に入れたような気持で、大事に大事に持ち帰りました。

左のグラフは、私の家での灯油の消費についてまとめたものです。折れ線グラフ赤から青(昨年)の変化に注目してください。

私の家では、おふろ以外は、太陽光発電で生活をしています。季節によって、月々の消費量の変化はあっても、ここ数年、一年間の灯油の使用量は、大きく変わっていません。
しかし、おふろにかかった灯油の値段は、三年間で、月平均約二千円の値上がりでした。

石油は、今までのような使い方を続けたとして、あと、四十年しかもたないといわれています。値上がりは、石油が期限付燃料となってしまったからでしょうか?

四月二十七日にバイオガソリンの試験販売がスタートしました。姉が通う中学校では、車やペットボトルなどの便利さを重視するチームと、食料としての生き物バランスを重視するチームとのバトルがあったようです。そこで、日本科学未来館で、生分解性プラスチックをつくってみました。八時間以上かけてできたものは、親指のつめぐらいの大きさのオブラートをかためたようなシートでした。そして、これが、完全に分解するまでには、しめった土の中で、くだけるようにして、四か月以上もかかりました。

日本は、昔から、地震の多い国といわれ、家やビルの設計の研究が進んでいるようです。その日本でも、最近、たくさんの建物や道路が使えなくなるほどの大きな地震が起きています。また、地震の経験がほとんどない国での大きなひ害の発生は、地球のさけびのような気がします。
「もしかして、自然の力はスゴイから、石油がなくなってきたのを地球がキャッチして、地震を起こしたり、火山をふん火させたり、恐竜時代みたいに地球を熱くしてきたりして、地球が生まれ変わろうとしている?」

地球温暖化の原因は、確かに、石油の使いすぎによる公害かもしれません。しかし、人間の生活が豊かになったのも石油の力です。私たちと一緒に生活した生き物の死がいやゴミが、一億年先の子孫が使う燃料のもとになることを忘れない生活を心がけたいです。

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