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調べてみよう石油の活躍

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優秀作品賞

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石油連盟広報委員長賞

姿を変えた石油からのメッセージ姿を変えた石油からのメッセージ

湘南白 百合学園小学校 5年

髙根 萌夏

湘南白 百合学園小学校 5年

髙根 萌夏

「今日は、買うのは、やめた。」
と、母がつぶやいて、スーパーの油コーナーを通り過ぎた。サラダ油の値段が高いのだ。

「買い置きがあるからいいけどね。」
と、また独り言。

「何だかおかしいぞ。」

八月二日の毎日新聞の経済らんに「ガソリン一斉値上げ」と大きな見出し。続く、三日には、「NY原油最高値更新」生活に負担じわりと文字が目についた。私は、高学年になってから、新聞を、テレビらんからではあるが、拾い読みをしていた。そして、社会科の授業で、国土の事も学ぶようになり、自国で生産できる物と、人々が生きていくのに必要な物を、地下資源で生産している事を知っていた。だから、七月の後半から八月は、ほぼ毎日、原油に関する記事がのっている事が、不安だった。

新聞によると、ここ数年、イランの核開発問題(そうか、生活に必要な物だけに石油が使われているのではないんだ)や、ナイジェリアでの石油施設襲撃など産油国の不安定な情勢が原油高の大きな要因だとある。何しろ、社会科の資料によれば、わが国は、重化学工業の原料・燃料となる原油のほぼ百パーセントを輸入にたよっているのだから、このように、産油国で、問題が発生した場合は、すぐに影響を受けてしまうのだ。

それで、八月に入って身近な所で私達の生活にどんな影響が出ているか考えてみた。サラダ油の値段も上がり、ティッシュや、台所で使うラップや袋。そしてガソリン。クリーニングも石油系溶剤を使うので、近所のクリーニング店には、「水曜のワイシャツ割引中止します」と紙がはられ、母は、また、ため息をついた。

輸入に頼っている限り、人々が限りある資源を大切に考えるという事は、もう当たり前で、原油産油国が、不安定な状況があるなら、「どうか戦争をしないで」と、願えばいいのか。きっと、それも、とても大切な事。しかし、他に何か考えられる事はないだろうか。

八月九日の毎日新聞に「稲わらで、バイオエタノール」という見出しの記事があった。「そうか、リサイクルで物が生まれ変わるように、自然な物の再利用で、地下の資源を使い果たす事のない方法を考えるのか。」と、私は、頭のスイッチが入った気がした。トウモロコシ、サトウキビなどの、食用でない部分を原料としたバイオエタノールを使って、わが国でも、自動車への利用が研究されている事が分かった。ただ、ただびっくりした。

私達は、石油が、色々な形に姿を変え、その値段が上がる事で、様々な社会の問題を知る事になる。私が、すぐ出来る事は、物を大切にする事。そして、世界が平和で、リサイクルの方法や技術、人々の意識が、もっともっと、高くなればいいと思う。

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