審査員特別賞

石油について考えた


佐賀県 佐賀大学附属小学校 六年
 牧野 まどか

 夏休みに、ラジオのニュースで、「ガソリンの値段がどんどん高くなっている」ということを聞いた。私はどうしてガソリンがそのように値上がりしているのだろうと思った。同じようなことが三十年ほど前にもあったと母に聞いた。調べてみると、産油国の石油価格の値上げによって世界的な規模で生じたインフレ状態と、それにともなう経済的影響のことで、第一次オイルショックと呼ばれているそうだ。この時には、トイレットペーパーや洗剤などの買い占め騒動も起きて、大変だったらしい。

 石油の埋蔵量は四十〜五十年分しかないということだ。つまり、このまま使っていけば四十〜五十年後には世界の石油がなくなるというのだ。石油をできるだけ長持ちさせるためには、どうすればいいのだろうか。私は考えてみた。石油の働きは、主に工場などの熱源、自動車などの動力源、プラスチックなどの化学製品の原料の三つだ。つまり、シャワーの水を出しっぱなしにしないことや、暖房は二十度、冷房は二十八度を目安にするなどの、ちょっとした心がけで、石油を節約することができるのだ。また、最近の自動車には、ガソリンを節約するために、改良されている車がある。ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドカーや、燃料電池を利用した電気自動車がそうだ。我が家も次の車はハイブリッドカーにしようと検討しているようだ。日本の製油所では、最大限の省エネルギーを進めているほか、石油コージェネレーション・システムを取り入れているホテルもあるらしい。このシステムは、電気と水を同時につくるもので、別々につくっていた今までよりも効率がよく、地球温暖化の原因とされる炭酸ガスなどの有害な物質を減らすことができる。つまり、石油の節約と地球温暖化の防止に役立つのだ。

 今回、石油のことをいろいろ調べて、石油は、私たちの生活とは切りはなすことができない物だということ、量が限られているので大切に使わなければならないことを痛感した。小さなことでも、自分にできることからしていきたいと、改めて思った。






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