審査員特別賞

かぎりのある資源


愛媛県 愛媛大学教育学部附属小学校 四年
 松友 萌

 わたしは感じる。石油はもうなくなりかけているんじゃないか…と。車の運転をする両親は「ガソリン代が、どんどん高くなっていく。」となげいている。また、いろいろな自動車会社では、低燃ぴの車を作って、それをアピールしている。そんな社会の中で、「石油がなくなりかけている!」と感じる人たちがふえているのではないのだろうか。


  グラフ@は、日本のエネルギー消ひ量のうつりかわりをしめしている。石油は、エネルギー全体の中でしめるわり合いが少なくなっているが、消ひ量そのものはほとんど変わりがなく、今でも約五十パーセントをしめている。つまり日本は、石油にたよっている国だということが分かる。

  また、昔は石油は主に工業用や家庭だんぼう用として使われていたが、自動車や飛行機などがふきゅうして、使われる量が多くなった。現在はより身近なものにも石油が使われるようになった。わたしの家でも、給湯や風呂の湯わかし、だんぼうなどを石油(灯油)にたよっている。

  ゆたかな生活をしている日本の人々だが、一九七十年代には、オイルショックという石油危機が、日本をおそったそうだ。石油を第一のエネルギーと考えていた日本は、とてもきびしいじょうたいにおちいったと思う。グラフ@を見ると、一九七三年には石油のしめるわり合いが七七.四パーセントであることを考えると、本当に大変だったと思う。そのときわたしは生まれていなかったが、今の石油やガソリンのねだんが高くなる様子からその当時のことを思いうかべることができる。もしも今のじょうたいが続き、もっときびしくなり、石油危機が日本をまたおそったら、日本中がこんらんするだろう。

  今、ガソリンの代わりにサトウキビを原料とした燃料を作ることをすすめている地方がある。日本ではまだあまり活用されていないが、外国では使用している国もある。これは石油よりも安く、しかも自然の中でできるサトウキビなので、高くひょうかされている。わたしは、このサトウキビからできる「バイオエタノール」を日本で活用できるようになったらいいと思う。日本は石油などの資源にめぐまれた国でないため、グラフAのように、海外からのゆ入にたよっている資源も多い。とくに、石油は九九.七パーセントをしめ、国内生産はごくわずかである。だから石油をあまり使わないことや、石油に代わるエネルギーを開発することはとても大事だと思う。しかもそれは地球にやさしいものでなくてはならない。わたしはもしも石油がなくなってしまったら、この国で生きていけるだろうかと思うと、かなり不安になる。でもそんな心配をうちけすような、石油にたよりすぎない日本になったらよいと思う。地球にたくわえられている資源は、どれもかぎりがあるのだから、それを大切に使うことを世界中の人たちが考える時にさしかかっている。






Copyright(C)2006 Petroleum Association of Japan. All Rights reserved.