| 七月十五日、三重県の海で二せきのタンカーがしょうとつして、一せきの乗組員七人のうち一人が死ぼう、一人が重体、五人が行方不明という事こがありました。
そのニュースを見て、おじいちゃんが、
「見はり、立ってへんかったんか!」
とこわい感じでいいました。あんなにきびしいおじいちゃんはめずらしいです。それは、おじいちゃんが昔、原油を外国から運んでくるタンカーに乗る仕事をしていたからです。
のうむけいほうが出ている時は、しょうとつしないように『速度を落とす・見はりをする・けいてきをならす』というやくそくがあるのに、それをしなかったための事こだったようです。
わたしは、小さい時から「またか。」と思うほど、おじいちゃんに船の話を聞かされました。船の大きさ、船での生活、きんちょうして仕事をしないとたいへんなことになること、外国のみなとの話などです。
だから、先日のテレビのクイズ番組の問題「産油国に行く時に船のバランスをとるために積んでいく物は何?」に「海水」と答えることができました。
石油は、何万年もかかって、動植物が変化したもので、少なくなってきたから作ろうということはできません。
お母さんが小学生の時には「大人になるころには、もう石油はなくなるかもしれません」と習ったそうです。
でも、方法をくふうして油田を見つけたり、節約して使ったりしているおかげで、まだ石油はなくなっていませんが、このまま使っていたら約五十年でなくなるそうです。
どうして遠い外国に石油をゆ入しに行くのかと調べて、日本ではたった一パーセントしか出なくて、ほとんどゆ入しているとわかってびっくりしました。
石油が出る中近東の国で戦争が多いのは、石油が原因であることをお父さんに聞いて、もっとびっくりしました。
石油せい品がわたしたちのところに来るまでには、原油をくみ出す人・おじいちゃんのように命がけでタンカーで運ぶ人・石油やガソリンやいろいろなせい品に作る人・せい品を運んだり売ったりする人など、たくさんの人の努力と苦労のおかげなのです。
今年の夏、「クール・ビィズ」がはやっていて、お父さんの会社も、上着とネクタイなしになりました。でも「28℃」と書いているお店や会社でも、寒いと感じるくらいにエアコンですずしいところもあります。
戦争のない平和な世界のために、わたしたちひとりひとりが、べんりな生活にはなくてはならないものである『石油』の大切さを知り、節約の方法をみんなでくふうして、今よりもっともっと大切に使わないといけないと思います。
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