| あなたの部屋を、見まわしてみて下さい。テレビ・ペン立て・時計、そして部屋全体を明るく照らす電灯。これらすべてに石油が関係しているんです。ちょっとおどろきましたか?人間と石油というのは、とても関係が深く、石油がなくては、私達の生活が成り立ちません。外を見れば、自動車が、それにあなたの着ている服だって。
石油が発見されたのは、今からおよそ、八千年前、当時は、ものをくっつけたり、燃える水、燃える土として利用されていました。二百年前頃にもなると、石油が自動車の燃料として使われるようになり、石油の需要が広がりました。
今ではもうプラスチック製品や乗りものの燃料それに電気まで、石油を利用していない物はない!というほど、石油というのは身近な存在です。
でも忘れてならないのは、地球温暖化です。現在地球全体で排出している二酸化炭素排出量は、なんと一年間に六十二億t。すごい量ですよね。地球温暖化というのは、温室効果ガスによって地球の温度が上がってしまうことです。これにより南極と北極の氷がとけ、海面が上昇してしまいます。すると海面の高さと島の高さがたいして変わらない所では、島の一部、もしくは島全体が海に沈んでしまいます。
その島が、無人島なら、島が無くなるだけですみます。しかし、人が住んでいたとしたらどうでしょう。島が沈むと同時に何人もの人が命を落としてしまうかもしれないのです。なら、どうすればいいか、かんたんなことです。今、テレビなどでも宣伝しているように、エアコンを二十八度に設定したり、電気をムダに使わないこと、近い所へは、車を使わず歩いて行くなどこんなことをするだけで、人の命が救われるのです。
地球温暖化の他にも、石油にも限りがあるということを忘れてはいないでしょうか。
石油は、何億年も昔の海にいたプランクトンなどの微生物の死骸が変化し、できました。石油のように、動植物が変化したりしてできた燃料を化石燃料とよばれています。何億年も昔の海にいた生物が無限なはずありません。つまり、その生物の死骸がもとになってできた石油は無限ではないのです。新たな油田が発見されたり、採掘技術が進歩したりしなければ、石油はあと四十数年が限度です。しかし、今は石油に変わるエネルギーの開発、技術研究が進められています。だったらいいじゃないかという人もいると思いますが、現時点のエネルギー消費でも石油が全体の約四割をしめているんです。ですから石油が無くてはこの先どうなるか分かりません。ですが、地球温暖化対策のように使う石油を節約すれば今までと同じ良いくらしができるでしょう。
石油のおかげでいろんな発明、そして、豊かなくらしができるようになったのです。人からみれば親のような存在かもしれません。
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