| 私は台湾に住んでいる。毎年夏休みに日本に一時帰国するが、そのたびにびっくりすることがある。買い物をすると、レジ袋をたくさんくれるからだ。
なぜ私がびっくりするのかというと、台湾では、すでに三年ぐらい前からレジ袋が有料だからだ。スーパーやコンビニでも袋はくれない。レジ袋を普通に買う人もいるが、たいがいみんな買い物袋を持って買い物に行く。高級スーパー、デパートでは紙袋をくれるが、私はなるべく買い物袋を持っていく。
日本では、レジ袋有料化を検討中だが、台湾人にもできたのだから日本人にもできると思う。それに、コンビニさんは「学校や会社帰りに立ち寄っていく人が多いので、『マイバック』を持ち歩くとは考えにくい。」といったそうだが、普通会社帰りに「ふらっと」トイレットペーパーのような、大きい物を買うことはまず少ない。少量の買い物に袋は必要無いと思う。(私の父は出勤用バックに、折りたためる買い物袋をつけている。)
現在日本は年間三百億枚以上のレジ袋を使い、五十五万キロリットルの石油を消費している。レジ袋は石油を原料とするポリエチレン製で、1970年代に登場した。北京市の政治協商委員にいわせれば、「二十世紀のなかで最も困った発明品。」だそうだ。なぜなら、中国では、観光客が落としていったレジ袋を、鹿がまちがって飲み込み、死亡しているのだ。中国の鹿だけでなく、世界各国で同じようなことが起きている。
レジ袋をできるかぎり減らせば、石油の節約にもなるし、ごみ減量にもなる。動物の命だって救うことができるのだ。
石油は地球からの貴重な贈り物だ。私たちは大切に、環境にやさしく使わなければならないのだ。未来の人間と美しい地球のためにも。
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