審査員特別賞

石油の未来 そしてぼくにできること


埼玉県 横瀬町立横瀬小学校 6年
 守崎 美佳

 現在、化石燃料の中で最も多く使われている石油。私は、この石油が、テレビや新聞などでとりあげられているのをよく見る。そこではほとんどの人が石油を大切にしようというが、石油を大切にするとはどういうことなのか。そして、私達はこの石油をどこまで大切にし、使っていくことができるのだろうか。

 そもそも石油は、数億年前のプランクトンや動植物の死がいが地中にうまり、地熱や高い圧力を受けて、分解したものだ。それを私達人間が使い始めたのは、なんと、紀元前三千年ごろのことらしい。そのころは石油を、防水、防腐剤などに使っていた。そして、約一百三十年前、自動車のエンジンが発明されて以来、石油はエンジンの燃料として使われるようになった。今では、プラスチックなどの原料や、発電にも石油が使われている。石油の使い道がふえた一方、石油を使う量も多くなってきた。

 でも、石油は、「限りのある資源」だ。石油が本格的に使われるようになって百年ほどしかたっていない今、石油がとれるのはあと四十年ほどだろうと言われている。もしこのまま、石油を使っていったら、本当に石油がなくなる日がきてしまう。そのことを考え、石油に代わるものを開発しようと、たくさんの人が努力している。太陽光発電がその代表だ。今は、それが利用されているのを、よく見かけるようになった。

 でも、これらの物があるからといって安心できるわけではない。まだまだ、石油でないとできないことはたくさんある。大切なのは、私達が、暮らしの中で石油を節約していくことだろうと思う。そこには、私ができることもたくさんある。ペットボトルなどの再利用、使っていない電気等は消す。なるべく車を使わずに、自転車等を使うのも石油の節約になる。これらのことは、とても簡単なことだ。でも、だからこそ、続けていくことが大切なんだと思う。みんなで協力すれば、きっと、石油は、あと四十年ほどではなく、もっとたくさんの間使うことができる。

 私達の生活に、たくさんの便利をもたらしてくれた石油。その石油を大切にすることは、石油の大切さに気づき、石油をむだにしないということだと思う。たとえ今、土に動植物の死がいをうめたとしても、石油になるのには数億年の時間はかかると思う。そこにもまた、「限りある資源」の大切さがある。私はずっとその資源を大切にしていこうと思う。




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