審査員特別賞

将来を決める石油


秋田県 大館市立釈迦内小学校 6年
泉 大地

 石油は、長い年月を経て、微生物の死がいから燃料へと変わります。そして、石油はいろいろなものに姿を変えます。たとえば、ビニール、プラスチック、学用品などです。これらは、一度形作られたものは元に戻らないという、石油の性質をうまく利用したものです。ぼくたちは、石油の力を生かして、便利な生活をしています。
 日本では、石油を主に中東の国々から輸入していて、その量は年々増える一方です。統計資料で調べてみたら、日本には、約五カ月分の石油しかたくわれられていないそうです。もし、石油の輸入がストップしたら、どうなるのでしょう。冬の寒さに耐えられなくなったり、食べ物を調理して食べられなくなったりして、日がたつにつれて、命を落とす人が数多くでることでしょう。
 いつかは、石油がなくなってしまう時がくるかもしれません。今ある石油をどのように使うのかということは、日本と世界の将来にえいきょうします。だから、人類の将来を考えながら、限られた資源である石油を大切に使っていくことが求められています。
 石油製品の多くが、自動車や家庭向けの燃料として使われています。毎日の生活の中で、石油の使用量を少なくする方法は、たくさんあります。たとえば、近い所に行くのなら、自動車を使わずに自転車で行くとか、短い駐車時間でも、必ずエンジンを切るようにするなどの方法があります。また、家の中でも、人のいない部屋の照明を消しておいたり、電気製品は主電源を切ったりするだけで、省エネルギーに向けた取り組みになります。ぼくも、ふだんからこのようなことに気を付けて生活しています。
 太陽光や風力などの自然の力を利用して発電することによって、石油や電力の消費量を減らすこともできます。ハイブリットカーなど、石油を使わずにすむ製品は、今後さらに開発が進んでいくことでしょう。また、目的にあわせて、天然ガスや石炭などの他の資源に効率よく使い分けることも必要だと思います。
 石油は、人類にとって欠かせないアイテムです。石油をどのように使うのかによって、きっと人類の将来は変わってくるはずです。便利さだけを求めるのではなく、地球の未来のために、世界の国々と力を合わせて行動することが大切です。だからこそ、一人一人が、石油の利用の仕方について真剣に考え、いろいろな人との意見交流を通して、よりよいアイデアを生み出していくことが、地球の未来を切り開くかぎになると思います。




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