優秀作品賞 審査委員長賞

石油は大事


茨城県 阿見町立阿見小学校 6年
湯原 咲

 キーン…ぼくは、飛行機です。いつも空の旅を楽しんでいます。ところでみなさんは、ぼくたちがどんなものを食べているか知っていますか?実は、ぼくたちは石油を食べているのです。石油は、ぼくたちの動力としてがんばってくれているのです。ほかにも石油を食べて動いているぼくたちの仲間がいます。車や船などがそうです。これで、少しは石油の大切さが分かりましたよね。
 では次に、石油ができるまでについてお話しましょう…。ぼくの大好きなおいしいおいしい石油さんは、恐竜と同じ時代のプランクトンなどが、変化してできていたのですよ。みなさん知っていました?実はぼくも、一ヶ月前までは知りませんでした…。では話をもどして、海や湖にいたプランクトンなどの死がいは、海の底につみ重なり、砂や泥でおおわれ、何百万年、何千万年と長い年月がたつうちに、地下の圧力や熱によって、石油に変化したといわれています。こうしてできた石油は地下の圧力で上へとしみ出し、すき間のない岩石に行く先をふさがれると、その下の石の中にたまります。どうですか?石油ができるまでは、何百万年、何千万年と長い長い年月が使われていたのです。
 次は、石油の生産などについてお話します。石油の生産量が一番多いところは、中東です。世界合計約三九億五一四一万kgのうち、三〇%が中東で生産されています。すごいですよね!石油の見つけ方には、人工衛星や地震探査などを使って調べています。あと…何だっけ…あっ!思いだしました。石油には、仲間がいるんですよ!オイルサンド、オリノコ原油、オイルシェールです。オイルサンドは、石油を含んでいる砂で、熱をくわえると石油のような液体になります。オリノコ原油は、ベネズエラのオリノコ川流域でとれる重油分を多く含む砂に、水などをくわえて液体にしたものです。オイルシェールは、石油に変化するとちゅうでとまっているもので、今後技術開発が進み、熱などの加工をすれば、石油と同じように使えます。えっ?何でそんなに石油にくわしいかって?それは、ぼくは石油が大好きだからですよ。石油のことなら何でも知っています!
 みなさん、そろそろ石油の大切さや石油についていろいろ分かったんじゃないでしょうか?では最後に、石油がなくなったらどうなってしまうかなどをお話しましょう。まず、ぼくたち飛行機や車などは動かなくなってしまい、ふつうの洋服は着れなくなり、ガスなども使えなくなってしまいます。ぼくは、それを考えるだけでこわくなります。だけど、みんなが気をつけながら石油を使えば、何とかなるかもしれません。そこで、石油コージェネレーション・システムというものがあります。コージェネレーション・システムは、石油の節約になるし、地球温暖化の防止にも役立つシステムで、ホテルや病院、ビルなど電気と熱をたくさん使うところで利用されています。このシステムで、世界の未来が変わるかもしれません。
 では、そろそろ着陸するのでみなさんシートベルトをおしめください。じゃあみなさんさようなら!石油は大事に使ってくださいね。キーン…




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